スイーツ・ナチュラリストpanipopoの美・食ラボ

キレイに年齢を重ねて行きたい〜!と、ヘルシーな食生活を目指すスイーツ・ナチュラリストpanipopoの料理、お菓子、猫、ビューティ、アートブログです。オリジナルレシピもいろいろと。ヾ(@^▽^@)ノ

カテゴリ: パリでの生活の思い出

1999年1月1日、パリ、シャルル・ドゴール空港に到着。その日は確か、15区に予約してあったプチホテルに泊まった記憶がある。その翌日、冬にしては暖かかったパリの街中、セーター姿でお世話になる不動産屋さんに出向いた。パリには、その以前にも仕事や休暇で何回 ... 続きを読む
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1999年1月1日、パリ、シャルル・ドゴール空港に到着。その日は確か、15区に予約してあったプチホテルに泊まった記憶がある。その翌日、冬にしては暖かかったパリの街中、セーター姿でお世話になる不動産屋さんに出向いた。パリには、その以前にも仕事や休暇で何回も行ったことがあったけれど、住むのは初めて。

それも元旦からパリ。そしてここに1年ちょっとは住むことになるのだ、と思うとワクワクしたのを思い出す。2日は通常通りのパリの街中、それも15区は中流のパリジャンたちの住む住居区で、学校の近くのアパルトマンで私のパリ生活が始まった。

アパートの前は、スーパーがあって、ちょっと歩くと角になじみになったパン屋さんと、その隣にいつも助けてくれた写真屋さんがあった。この写真屋さんの家族はアルメニア人。フランスに帰化したのだけれど、英語がペラペラで、何かあると駆け込む私をいろんな面で助けてくれた。

その角のパン屋さんで、不恰好な丸いパイ生地のお菓子がうず高く積み上げられていて、アメリカから渡った私はそれが何か分からなかった。英語なぞ通じるわけもないパン屋さん。それが何か分かったのは、1月が来てすぐに始まった学校だった。

ガレット。それもガレット・デ・ロワと呼ぶらしい。それも、この季節にしか食べられない限定品の伝統菓子。そうなると、独り身には大きくてもいろいろと買ってみて食べるようになった。あんなに発酵バターたっぷりのお菓子をせっせと食べても太らなかったのは、たくさん歩いたから。

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早くパリの街に慣れようと、最初の1年はメトロのパスも買わずに、ひたすら歩いた。15区から13区の中華街まで、延々と片道2時間ちょっと往復4時間以上歩いたこともある。だから、15区からコンコルド広場とか、サンラザールとか平気で歩いていた。

もちろん、ガレットにうまい、まずいがあるのを知ってから、いろんなお店で勉強と称して買いに行った。ラデュレ、フォション、トリヨンフ、いろんなお菓子屋さんからパン屋さんまで。チェーン店のポールや、あのころあった有名なパン屋さん(もうなくなってしまった)のものまで。

そして、フェーブを集める魅力にハマってしまい、パリに滞在した1年半で、フェーブがどっさりと集まった。そのフェーブたちは海外を転々としているうちになくしてしまったのだけれど… 今でも残念!

だって、自分の体とお財布を張って、集めたフェーブたちだったから、とても思い入れがあったのだ。

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私的に言うと、あの頃、一番美味しかったのは、20区にあったトリヨンフのガレットだった。生地はもちろんのこと、中のクリームの素晴らしいこと☆ あれこそドリーミィーなクレーム・ダマンドで、実はクレーム・ダマンドではなくて、フランジパーヌと呼ばれるクリームだと教えてくれたのは、学校に同期で入って来た日本人のすでにパティシエの男性だった。彼は、ここでスタージュをしたのでそのルセット(レシピ)を惜しげもなく私たちにくれたのだけれど、これも失くしてしまった…

フランジパーヌは、普通のクレーム・ダマンドにクレーム・パティシェールを混ぜて作る。

クレーム・ダマンドの美味しさは、やはりアーモンドパウダーの質とバターの質による。フランスでは発酵バターしかないけれど、その発酵バターも実にスーパーの陳列棚の1区画を締めてしまうほどのおびただしい数の種類があるし、フランス中のバターの種類が揃っているわけではない。だから、おうちでお菓子を作る人間にはうれしい悲鳴だけれど、どれがいいかとなったら、好みや、やはり発酵バターでも質があるから悩みどころ。

いつも今でも、フランスの義両親のうちに戻ると、バターの陳列棚のところで悩む私がいる。贅沢な悩み!特にpaniヴァンの出身県は、最高級バターの産地(例のエシレやラ・ヴィレットもね)のひとつなので、他の地方にはないバターがずらりと並んでいる。どれも甲乙つけがたく、あれでもない、これでもないとやっていると、paniヴァンに急かされる。

でも、やはり一番、クレーム・ダマンドの味を左右するのは、私はアーモンドパウダーだと思う。このクリームは、バター、砂糖、アーモンドパウダー、そして卵の割合が同等なので、もちろんすべてが大切なのかもしれないけれど、いくら上質のラムで味を隠しても、やはりアーモンドクリームと呼ばれるぐらいだから、アーモンドの質で決まるに違いない。

そのアーモンドパウダーも、ちょっと湿気があったら、天板に広げて、ごく低温のオーブンで乾燥させたり。特にマカロンの時には、そうやっていたホテル時代。お菓子作りは、湿気も考慮に入れないといけないのだ。

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韓国時代から12月になると、新作フェーブを心待ちにするようになった。毎年、シリーズが変わる。今年はフランスのお菓子トレンドとしては、カップケーキとエクレアなので、これらのフェーブが新作としてたくさんあった。

そして、名前を忘れちゃったけれど、ある工房の手作りフェーブ(限定品)を手に入れた。手前の3個がそう。真ん中はガレットの中から子供が顔をのぞかせているよ。左右の2つは今年と去年の日仏バージョン。どちらも限定80個。ちゃんと後ろに64/80とか書いてあるので、自分のが何個目か分かるようになっている。

これは、おっさん犬!?わかんないところが好き。

で、ガレットの中から子供が顔をのぞかせているのは、なんとなくマザーグース的かな!?考えてみると、怖い。

上のブルーのものはオテル・ド・クリヨンのもの。このマークが付いたコックコートを初めて着たときは、ドキドキした!王冠にCだから、やはり由緒を感じた。

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以前にも書いたことがあるけれど、コルドン・ブルー・パリの初級コースの最終試験の私のお題目は、ピティヴィエ(ガレットのこと)だった。試験は、紙袋に入ったくじを引いて、そこに書いてあるものをレシピだけ見て作るのだ。事前に10個ぐらい、試験に出るだろうお菓子の名前を言い渡されて、その作り方をすべて暗記して実際に作ってみたりして自宅で練習したのだけれど、私はピティヴィエには当たりませんように☆と願っていたら… 

引き寄せの法則で、見事に引き当ててしまった!!!その次に苦手だったオペラの方が数倍マシだった。

もう、最初からアカンと思ったら、出来上がったのは、見事に片側だけが膨れ上がった無様なガレットだった!笑

でもそれと同じようなガレットを、パリの店先でトータルで4年半暮らした間に何回も見てから、『な~んだ、大丈夫だったんじゃん、これはきっとアプロンティ(見習い)が作ったのに違いない』と、開き直った自分がいたりして。

今は、そのトラウマはなくなったけれど、やはり美味しいガレットには目がない。と言っても、今は自分の作ったものしか食べない。自分で、どれだけの良い材料を惜しみもなく使っているから分かるから。無添加だし、安全でごく上質な食材だけ。カロリーだけはメガトンだけれど、季節のお菓子は1年に1度しか食べられない。自作の昔からのやり方で作る自家製ガレットは、自分では最高に美味しいと思っている。


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私のお菓子レシピ本が発売されました。ぜひ、手に取って見てくださいね。ベーシックを教えてくれるお菓子レシピ本はちまたにたくさんあるので、趣向を凝らしてあります。ちょっと変わったものもオーソドックスなものもあって、フランスの伝統菓子も、いろいろと。


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*** 隔週で、cotta*さんで新しいお菓子のレシピを掲載しています。@^^@





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 昨日は、神経集中させてサササっとレイヤーケーキを作って、トリュフ用のガナッシュを作って絞ってから、買い出し。片道1時間のドライブ。今日は朝から、また同じくらい運転して買い出し。それから、黒豆炊いて、タルトの準備して、レイヤーケーキのデコを作る。これが私の今日のスケジュール。明日から3日間、もっと真剣に神経集中で頑張らないと!

さて、休む暇なく、今度はフレンチおせち制作開始☆ そんな様子を別ブログで紹介します。昨日はクルマエビと、そして元気に動き回る四国産のアワビが届いたよ~!

 別ブログは、今日12月28日に更新しました。新しい記事は、『フレンチおせち準備編vo.2』です♪


 1月のお菓子便は1月3日の夜から1週間、ネットショップをオープンします。今度は、手作りガレット・デ・ロワ、いちごと有機卵6個で作る、ふわっ+モチモチの苺ロールケーキ、焼き菓子セット、paniヴァンの出身県からの地方菓子的なガレット・デ・ロワ(パンの生地とドライフルーツで作ります。もちろん、こちらもフェーブ入り!)、マカロンセット、タルトは、シドニータルト(柑橘系)、パン便もあります。どうぞよろしくね~☆ 


 Sucre-en-RoseのHPは、 こちら。11月19日に新しく変更(クリスマス関係、お正月関係、ギャラリーページの写真など)を追加しましたので、ぜひぜひ遊びに行ってね


皆さんも最高に素敵な1日でありますように!!!








お菓子はお休みにして、今日は何気なく歩いていたパリのお店や街並みの写真をお届けします。どこでも歩いてみるのが一番いいと思えるのは、その場所を覚えるから。車でナビ検索しながら行くと、私は道順を覚えられないのに、こうやって歩けばあの角にあれが、とか覚えて次 ... 続きを読む
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お菓子はお休みにして、今日は何気なく歩いていたパリのお店や街並みの写真をお届けします。どこでも歩いてみるのが一番いいと思えるのは、その場所を覚えるから。車でナビ検索しながら行くと、私は道順を覚えられないのに、こうやって歩けばあの角にあれが、とか覚えて次回に行くときのガイドになります。まるっきりの女性脳。

この窓辺の『水療法』ってなんだろうと思いながら、スパなのかしら!?と、フランスでは有名な温泉水を使った療法を想像してみたり。

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ある男性が電話のために店内に入った。まだ食べかけの食事とイスがステキなアングルになっている!これを切り取れ、とパチリ。マグレブ系のレストラン。美味しそう!

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ここはモンマルトル。自称画家がひしめくところ。これまたおびただしい観光客相手に法外な値段で似顔絵を描いてくれる。でも、商売繁盛。これも観光客にとっては記念になるものね。

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私はやはりお菓子屋さんをのぞくのが好き。

どれにする?エクレアの大きさにゾクゾクしながら、宝石箱のようなショーケースを見るのがうれしい。

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子供専用のお店にも、ワクワク。色の洪水がきれいだから。

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さて、食事が終わった2人組の男性の支払い風景。後ろではサーバーたちの話し合い。そしてレストランに入るかどうかとメニュー表を見る男性。いろんなドラマがあるね。こういうのがいろいろと想像できて面白かったので、パチリ。

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ここのお菓子屋さんのディスプレイは美しかった。こんなふうにできたらいいな。

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サラミやドライハム。いろんな種類で目移りする?

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大道芸人の年季の入ったお二人。

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トルトゥ・フロマージェがこんなにたくさん!すごい。

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ドライフルーツが山盛り。

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私はここの階段が気に入っているの。この下のレストランがドラマチックに見えるから。

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小さな小さなワインショップ。眠たげな店先。掘り出し物があるのかな。

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猫の看板がいいね。何気なく置かれたトーション(キッチンタオル)が、また面白い雰囲気を出しているでしょ。

今日も雨降り。毎日、まるで梅雨のように雨が続き、今朝の未明午前4時前には大きな地震(震度5弱から4)に見舞われたこの地方。携帯の地震警報と共に地響きと強い横揺れに起こされた。どうする、どうする?って迷いながら、まずは出口確保で窓を開けようと思ったら、急に止まったからホっとした。

やはり寝込みを襲われるのが一番怖い!


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 お知らせです。

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5月28日に全国の本屋さんで、私のお菓子レシピ本が発売されました。アマゾンでも購入できます。小さなお菓子から大きなものまで。初心者さんから中級者さん向けです。コンフィズリー、コンフィチュール、ショコラ、フランスの伝統菓子から、クッキー、ケーキ、マカロン(!)、冷たいお菓子までいろいろと。欲張りなレシピ本です。また、私が撮りためたフランスの写真もところどころちりばめられて、スタイリングも自分流の本になったと思います。ここまで支えてくださった、皆さんたちや友達、家族、そして編集に携わってくださった方々に心から感謝いたします☆

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今回は、グラナディン&ジュペのかわいいデザートです。見た目もキュート、味わいも食感も楽しいですので、ぜひ見に行ってみてね。  





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 昨日は、5月終りに岩手の園児たちにお菓子を届けるプロジェクトでお世話になった1日目のボランティアさん5名がうちに来てくれた。だから、最後の少しの時間だけ、ちょっとおしゃべりが出来たのがうれしかった午後。みんな仲良く盛り上がって、楽しそうだったの。

では、また今日も。

パリで一番楽しいことは、私にはお店巡りだと思われる。それはもちろん、いろんな観光スポットを回ってからの話だけれど、ほとんどのところを見てしまったので、私はもっぱらパリの中をあてどもなくブラブラと歩きまわるのが楽しい。地図を持って、迷子になることもプライ ... 続きを読む
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パリで一番楽しいことは、私にはお店巡りだと思われる。それはもちろん、いろんな観光スポットを回ってからの話だけれど、ほとんどのところを見てしまったので、私はもっぱらパリの中をあてどもなくブラブラと歩きまわるのが楽しい。地図を持って、迷子になることもプライスレス!いろんな楽しみが待っている。

パリ。オペラ座。観光客。地下鉄の駅から市バスを挟んで、ミュージックが聞こえて来た。

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バスの行列が過ぎ去るのを辛抱強く待つ。

そうしたら、あらブラスバンド!この色合いがカラフルで楽しい感じ。奏でる音楽もパワフルで、ウキウキして来るよ。

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このサングラスのお兄ちゃんが、ステキ!こんなのをいやみもなくおしゃれに着こなせるのがフランス人だよね。それに20歳前後でしょ、この彼は。素晴らしいテク☆

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方や、オペラ駅の周りに男性6名ぐらいで何やら金色のものを運んで来た。

置かれたものは、Sex and the City2の金色のハイヒールの模型。

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観光客がたくさん群がり、一緒に写真を撮り始めた。この方も、おもむろにバッグがら、デジイチを取り出しているところ。イタリア女性?

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さて、オペラ座を離れて、グラン・ブルヴァ―へ。ここのパッサージュは魅力的。

ビストロ前で。

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休憩中のギャルソンさんの後姿も決まってる。これを見て、写真を撮りたくなった!

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古本屋さんも。

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天気が悪くてもパッサージュなら、心配せずにウィンドーショッピングが楽しめる。

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ここのお店はいつのぞいても、可愛いものがたくさんの雑貨屋さん。

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で、パッサージュの中のパティスリー。なかなか店内は広くて、中でお茶が楽しめる。こんなディスプレイも素晴らしい。

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目指すのはこんな感じのお店。でも、もっと明るい感じにしたいけれど。

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私のお気に入りのショップはある公園内にもある。数多くあるキオスクタイプのお店で、群を抜いてステキなのがここ。マダムのセンスが素晴らしいと思う。

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一坪もないと思うよ、2畳ぐらい?

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このお客様たちも、なんとなく絵になる。特にマダムが。こんなふうに上品に洗練されて年を重ねられるといいね。きっとこの2人のおじいちゃんのマドンナ的存在!?

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このキオスクショップの裏のドア。こんなおしゃれ心が、やはりフランス人だよね。気を抜かない。それもこれは内側の部分なの。

余談だけれど、パリでジムに通っていたときのこと。パリジェンヌのマダムたち(40~50代)は、更衣室でびっくりしたのは、やはり下着にも凝っていたこと。高そうなレースの上下はお揃いで、きちんと引き締まった体にはTバックという方もたくさんいた。それが見事に決まっていて、さすが見えないところまでもおしゃれには気を使うんだなと思えた。内ドアと下着では全然違うけれど、見えないところに気を使う共通点!?

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アンティーク+ブロカント屋さん。いい感じだよね。

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ラデュレで、パチリ。これは左岸にあるお店。

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近所の界隈で、猫の落書き。

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パリの夕暮れも近し。


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今回は、マンゴー・バナナとフロマージュのひんやりメドレーです。それぞれトロピカルフルーツのプリンとクリームチーズムースとマンゴーのジュレの味わいもフレッシュで夏向けです。違った食感とひんやりデザート味を楽しむのに最高☆ ぜひ見に行ってね!

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お菓子の記事は今日はお休みで、4月の終わりに行ったパリの街並みの風景の写真たちを紹介します。4月でもパリはさまざまな国からの観光客でいっぱい。その言葉を聞きながら、いろんなところを歩いて回るのは楽しいこと。地図さえあれば、パリの街中で迷うのも、これまたステキな風景に出合えるのがいい。

つい最近は、ママンちゃんもイタリアのシシリー島から、パリや南仏まで一人旅してたけれど、彼女のパリ便りはこちらで、どうぞ!

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パリの2日目は、ホテルから歩いて1時間ぐらいのアンヴァリッドまで歩いた。そこのお目当ては、ル・ブーランジェ・デ・ザンヴァリッド(Le Boulanger des Invalides)というパン屋さん。ここは2回目。本店はグルメの街、リヨンにあって、ポール・ボーキューズのお店にも卸しているぐらいに美味しいパンを作るところとして有名。

頼んだのは、オレンジジュース、マリアージュ・フレールのマルコポーロのお茶、そしてベビーサイズのヴィエノワズリー3種。パン・オ・ショコラ、パン・オ・レザン、そしてこれがお勧めと言われた、プラリネ・ルージュのパン。この写真のパンが店のいちおしパンらしい。

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パリは時間があったら、ぶらぶらと歩くのがお勧め。カフェでくつろぐ人を見たり、自分でカフェに座って道行く人々を眺めたり。

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窓際も美しい。

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ここは今回は行けなかったけれど、昔は美味しいお茶とタルトをよく食べたラ・ジャコビーヌ。オデオンの駅前の向かいのパッサージュにある、サロン・ド・テとレストラン。今は美味しいのかどうかは分からないけれど、ここの前に来ると懐かしさで写真も撮りたくなるの。

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歩いていたら、マレン・ゾレオンと書かれたオイスター・バーが。このマレン・ゾレオンはオレオン島のフランスでも最高品の牡蠣を産出する。義両親が住むシャラント・マリチーム地方にあるの。これを見たら、写真を撮らないわけにはいかないよね。ここの牡蠣は、海藻を食べて大きくなるので、身が独特のヒスイ色になる。

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セーヌ川のほとりにはこんなふうに船も停まっていて...

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橋の上からは、セーヌ川をひっきりなしに行き交うボートたちを眺めて。遊覧船もあれば、パトロール中の警官の乗るジェットボートまで様々。真ん中のジェットボートはパトロール中のお巡りさんのボート。

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川向こうの右岸には、ルーブル美術館。このガラスのピラミッドが入口。ここから、チュイルリー公園に入る。

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そうすると、屋台のひとつがポール(Paul)だった。日本でもお店があるけれど、パリではいたるところに。駅にもあるし、そして公園まで。ここでも人気が高いようで。

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この全裸像の彫刻の後姿とエッフェル塔が妙に合うような気がして、思わずパチリ。こんな格好で、エッフェル塔を眺められたら、さぞかし気持ちが良さそう!?

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オペラの近く、ヴァンドーム広場の近くに、有名なクスミティー(ロシアの紅茶)の専門店を見つけた。うちにはこれがあるから、中には入らなかったけれど、日本よりもはるかに多くの種類が見つかるよ。

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そして、ゴールドのスマートカーと、カフェ。どちらも色がキッチュでいい!?

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今度はまたセーヌ川の方へ降りて行く。そうしたら、この青空と古い建物のコントラストが見事!

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ある可愛いレストランをパチリ。

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もう1枚、角度を変えて。そうしたら、マダムと一瞬ファインダー越しに目があった。非難するような目つきではなく、ごくナチュラルにポーズが決まってるね。さすがはパリジェンヌ。

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パリの典型的な建物と、そしてマロニエの花。マロニエはこの濃い鈍いピンク色と白の2色の花が咲く。

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若いっていいね。こうやって川の石段に座っていても、とっても様になっていて、ステキ!

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ノートル・ダム付近に近付いて、マロニエの木々の間から、光り輝く川面に現れた遊覧船をパチリ。この白い花も、マロニエ。

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このときは、2日で写真を200枚ちょっとしか撮らなかったけれど、この間、半日滞在のパリではなんと700枚以上の写真を撮ったよ!!!この違いは何?

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今回は、レモン&クリチ・カップケーキです。ワンボウル簡単にできるバターケイク風のクリームチーズたっぷりのケイク。味わいも軽やかでふんわり。ぜひ見に行ってね!

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早くも2009年も終わりを迎えつつあり、なんだか1年があっと言う間に終わりそう。そんなわけで、ノスタルジックなパリの写真を集めてみました。今日は、ノートルダムの夜とパリの街中の一角を紹介します。冒頭の写真は、ノートルダム寺院の夜のコンサートの時に撮っ ... 続きを読む
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早くも2009年も終わりを迎えつつあり、なんだか1年があっと言う間に終わりそう。そんなわけで、ノスタルジックなパリの写真を集めてみました。今日は、ノートルダムの夜とパリの街中の一角を紹介します。冒頭の写真は、ノートルダム寺院の夜のコンサートの時に撮ったもの。シャンデリアとアーチの羅列がダンスしているみたいに見えたのでパチリ。



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まずは昼間のパリの一角。このレ・アールの界隈にはいろんな手芸屋さん、ファッション関係、グルメショップのお店、そして製菓や料理の道具の専門店が並ぶあたり。MORAやSimonsに行ってから、Dehillerinに行くためにこのレストランの前にやって来た。豚の置き物がたくさん飾ってあるレストラン。

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ここのレストランで有名なのは、やはりピエ・ド・コション(豚足)だ。もちろん店の前には魚介類がたくさん並んでいるけれどね。この店の前に来ると、コルドンで初級と中級を一緒に取ったK子ちゃんを思い出す。まだコルドンの初級のころ、日本人学生同士でここに食べに来た。私は自分の食べた物はさっぱりと思い出せないのに、10年経った今も、彼女が食べた物をありありと思い浮かべることが出来る。それは生牡蠣の後に、脂っこい豚足を満足そうに食べる彼女の指先。そして、それからオーダーした苺のクリームデザート。これは私たちパティシェールコースのみんなが頼んだデザートだったから、自分の食べたデザートだけは覚えてるね、私でも。

そして、その後のK子ちゃんは一晩中、苦しんだと言っていた。もちろん腹痛で...なので、この前を通るとそのK子ちゃんや友達と一緒に、まだパリのおのぼりさん状態の自分の姿が見えるような気がするのだ。



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久しぶりにこのお店(ドィユラン)に入ってみた。中はあんまり変わってない。古ぼけた高い天井から床まで所狭しと、様々な厨房の道具が並んでいる。いつも買い物客、それもアメリカ人が多いのはどうしてだろう!?みんなレストランを経営しているのか、たくさん注文して船便で送るケースが多い。私たちも地下から地上階まで懐かしくて見て回り、必要なものを買った。その時に助けてくれた華僑のようなアジア系のおじさんは私が知ってる限り、10年以上はこの店で働いている。久しぶりに見て、学生時代はよ~くお世話になった人だったから、声をかけてみようと思ったけれど気まり悪くて素知らぬふりをしてしまった。向こうも私を見て、なんとなく知ったような顔だと思ったみたいだけれど。ここには他にもたぶんインド系だろうか。英語のわかるおじさんもいる。この古顔の2人を見て懐かしくなった。

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オペラに向かうのに近道をして歩いて行く。途中、パッサージュに一瞬寄ってパチリ。ここもだんだん廃れて来た感じ。お店が減ってる気がしたのは不景気だからかしら。

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なにげない通りでも、絵になるよね。どんなに建物に継ぎが当たっていても。

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昔ながらのコンフェクショナリーは見ていても、ワクワク。

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近くに寄って、何を買おうかと物色中。でも、どれも魅力的で決められずにさんざ考えた挙句に買わない私がいる。後になって、あのパッケージは可愛かったから、写真撮影用の小物になったかもなんて考えるけれど、もう遅い。


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カルティエのお店の横に小さなエコノミー車を発見!あれ!?この車の名前を忘れた。でもパリでは小回りが利いていいみたい。だから、案外と見かける。なんだかお店と車の対照が面白くてパチリ。

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すんごく小さな車を見た後に、あるブーランジェリーで見かけたバカでかい焼きメレンゲに思わず足が止まった!これは長時間焼かないといけないね。食べ応えあるだろうなぁ。

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あんまり歩きまわったら、やはりカフェによって一休み。いつも不思議なのは、こんなふうに3原色をテーブルトップに使ってるのに小粋にまとめてしまう技。この空間がオサレなのはやはりフランスだから!?

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そして打って変って、夜のノートルダム界隈。

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夜景のノートルダムも尊厳だね。美男美女はすべて顔立ちが完全に近いシンメトリック(左右の均整が取れてること)だというけれど、その定義に当てはめたらこのノートルダムも絶世の美女に違いない。

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この夜には、オラトリオのコンサートがあった。聖堂内は満員で、やっと木の椅子に座ってコンサートを待った。待つ間に、シャンデリアをパチリ。なんとなくノスタルジック。なぜだろう!?でも、自分の中の記憶に確かにこんなにぶい優しい輝きを持った光を以前に見たことがあるような...

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コンサートの後のセーヌ川界隈はまだボートも、そして人もにぎわいを見せてた。寒いけれど、パリって寒気を忘れさせる魔法があるんだよね、きっと。だから、みんなそぞろ歩く、寒さもスパイスにして。


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今回は、シナモン味のフルーツケーキです。しっとり味わい深い軽い味のフルーツケーキ。形も可愛いので、プレゼントにも最適。ぜひ作ってみてね!

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2ヶ月近く経ってしまったけれど、パリに4泊した時に行ったパティスリーのお店たちのレポートです。と言っても、目新しいところに行ったのは一軒だけ。あとは無難なところばかりで、行きたかったお店の半分も回れなかった。お菓子を食べる胃袋の限度枠もあるし...と ... 続きを読む
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2ヶ月近く経ってしまったけれど、パリに4泊した時に行ったパティスリーのお店たちのレポートです。と言っても、目新しいところに行ったのは一軒だけ。あとは無難なところばかりで、行きたかったお店の半分も回れなかった。お菓子を食べる胃袋の限度枠もあるし...というわけで、あんまり目新しくもないけれど、一応、写真を見て行ってね。

パリでやはり観光客が行くパティスリーと言えば、ラデュレは絶対入るよね?アメリカでもヨーロッパでも、そして日本でも知られているし。まずは、6区のサンジェルマン・デ・プレにあるボナパルト通りのラデュレへ。シャンゼリゼにはめったに行かない(遠いからjumee☆faceA55)から、ここにあるラデュレか、ロワイヤルへ。

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私がラデュレが好きなのは、このトレードマークのカラーたちが私の好きな色ばかりだから、なんて単純な理由から。無言、汗 パステルカラーのペパーミントグリーンに、淡いピンク、それにラベンダー。こりゃ、もうショーウィンドーだけ見てるだけで、中に入りたいという衝動に駆られるもの。

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ここは中に入りたい衝動を抑えて、この通りの先にあるピエール・エルメへ。

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こちらは地味な外観だから、思わず通り過ぎてしまったよ。

しかし中に入ると黒の基調カラーでまとめられたシックな店内にはお客さんも売り子さんもたくさん。私たちはここで、ショコラ・ショー(ホットチョコレート)の缶を2缶、それとマカロンとケーキを2つ買ってホテルへ戻って食べてみた。

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ディジレとキャレマン・ショコラを選んでみた。ディジレには、ショコラが持ち運ぶときについてしまった!どちらも、午後遅くには重い味。確かに美味しいはずなのに、全然、食指が動かず2日に分けてpaniヴァンが残飯処理。ディジレの中のレモンのクリームが卵臭くてダメだった。これはもう鼻について食べられない。甘いし、と言う訳で自分で選んだのにパス。その代わり、キャレマン・ショコラを少しずつ食べたよ。こちらはどっしりと重厚で、濃いコーヒーと食べたらいいと思う。

でも、それよりも、もっと心ときめいたものがあった!!!それはマカロン☆

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エルメさんはフォションでも、ラデュレでも一世を風靡したシェフ・パティシエで、天才の名を思う存分受けたシェフ。ラデュレのマカロンがますます有名になったのも、彼の功績が大きいと思うよ。

そのマカロンたち、もっとたくさん買ってくれば良かったと思ったほど。今までラデュレのマカロンをもらっても買っても、美味しいと思うものとそうでないものがあって、食い散らかしの名人だったのに、エルメさんのマカロンは私たち夫婦に取って、夢のようにおいしかった!!!

あのパリっとした外側としっとりとした内側のハーモニー。中のクリームやコンフィ、そしてジュレやガナッシュの素晴らしさ☆ クリームにもジュレが入っているものもあって、すごく手が込んでいた。

2人で、マカロン・ティスティングをしたよ。食べながら何が入ってるか原料を当てるの。もちろん、マカロンの商品の説明を読んでから好きな物を買って来たんだけれど、ホテルに戻るころにはこれは何だった?って思うものも。

食べたのは、オリーブオイルとバニラ、グレープフルーツとオレンジとカンパリ、パッションフルーツと苺とルバーブのコンフィ、有塩バターキャラメル、ピスタチオとフランボワーズ(中にゼリーが!)、キャラメル風味のチョコ&塩味の利いたビターチョコ。どれ食べてもヘブンリー!唸りながら、完食。これはマカロン食べるのが好きではない私には、かなり珍しいこと!!!それは食感と、素材の良さ、そして素材の組み合わせの妙だと思う。エルメさんは、素材の組み合わせに定評があるシェフ。あれっ?って思うものを組み合わせて、素晴らしい味を引き出す天才☆

その日は夜ごはん、入らなかった...

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何気ないパティスリーでも、列が出来てれば、おいしいはず。サダハル・アオキものぞいてみたけれど2度ともお客さんがいなかった...どうして?時間帯が悪かったんだね。私はここの抹茶味のお菓子が好き。今回はパスしたけれど、食べればよかったね。

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ちょっとフォションものぞいてみたよ。

でもお目当てはロワイヤルのラデュレでお茶。もう、すごい列のお客さんでごった返していた。

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まずはショーウィンドーで何食べようか!?

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私はもう何を食べるのか決めていたよ。だってガーリィーなものが好きだもん。あれしかないでしょ!?

キツキツに詰められたテーブルに案内された。サロン・ド・テ内もお茶する人たちで溢れかえっている。パリには珍しく、私はここのサーバーたちが親切丁寧でフレンドリーな笑顔なのが好き。ちゃんと社員教育されてるのね。

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paniヴァンはどっちだと思う?


これまたガーリィーなものを選んだ彼。イスパハン。ほら、私はマカロン好きじゃないから...って食べたよ、これは一口ね。

で、私はサントノーレのフランボワーズとバラバージョン。これはね、まさしくヘブンリーだった!!!!甘くもなくいろんな食感が楽しめて、フランボワーズの甘酸っぱさとローズの優雅な風味が完全にマッチ。見た目にも可愛くて、食べて最高にハッピーになっちゃったよ。単純だ。

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でっかいデジイチ出して狭いテーブルで写真を撮ってると奇異の目で見られるけれど、また最後に店内をパチリ。かなり勇気が要ったよjumee☆surprise5

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右端のおばさまがステキだったので、思わず入れてしまったけれど、左端のお兄さんは切り取りたかった...笑 このスタイルからして、アメリカ人だな。


最後に行ったのが、こちら。新しいお店。リュ・デュ・バックに出来たラ・パティスリー・デ・レヴ。世界有数のパティシエ、フィリップ・コンティシーニ氏のお店。ここら辺の界隈は、お金持ちエリア。

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こうやって、店内では売り子さんの手があくまで、じっと自分の順番を待つの。小さなお店だから、ひとつひとつお菓子がディスプレーしてあって、自分の欲しいお菓子を言って注文するシステム。それも何がお勧めか、このお菓子には何が入ってるかとか売り子さんに聞けば、ちゃんと教えてくれるの。で、お代金を支払うと、奥のキッチン工房から箱に入ったお菓子たちが運ばれて来るというシステムになってる。

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スイーツのパッケージも凝ってるでしょう!?あまりにも洗練された感じのお店だったので、最初は入るのに躊躇しちゃった…私らしくもないけれど。で、入ったのがもう夕方6時半。売り切れ続出で、あんまりお菓子が残ってなかったの。


こちらのお店、地味な感じのお菓子が多い。でも、お値段はピカイチに高い!さすがは、世界的なパティシエのお店だけあるわねって思いながら、2つだけ意を決して選んだよ。だって、2つ買ってお値段は12ユーロぐらい。その頃の円建て計算すると1620円だよ、だいたいで。2つのお菓子でそのお値段。それも高くないものを選んでみたの。

これでマズかったら心外だわ!って思いながら、ホテルへ。

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何、これ?ってそこのあなた、思ったでしょ?カフェ&チョコレートのエクレアとショーソン・オ・ポムを買ってみた。地味だと思った!?そうそう見かけだけで、味を伝えられないのが心から残念だけれど、あんなにおいしいエクレアは私、生まれて初めてだった☆ 最初から最後まで、興奮しながら食べてた...全身に喜びが走ったほどの味で、paniヴァンに3分の1あげるのが本当に悔やまれた。こういうお菓子は稀だもの。独り占めしたかった!このエクレア、ちゃんとクリームも十分に詰まっていて、重い。

そうしたら、プラザ・アテネで研修してた時に作ってたエクレアやシューのクリーム詰めの後の思い出が蘇って来た。スーシェフがいつも抜き打ちで、私たちがクリーム詰めした後に重さを計っていたのを思い出したの。入ってなかったら、もう1度やり直し。午前中にたくさんお菓子を作らないといけないから、ランチの時間がなくなった。

シュー皮にたっぷりとクリームが入ってないのはバツだよ。これ反則。ちゃんと隙間なく詰めるのが正しいの。詰まってないのを見ると腹ただしくなるもん、私。笑すご~く学習したわ、プラザ・アテネで。食べ物が関連すると、俄然と真面目になるな、私は。

で、このコーヒー味のチョコレートの帯が良い仕事をしていた。ああ、また食べたい~!!!最高の材料を使ってるな、って思う。妥協のない隅々まで計算され尽くされた味。ショーソン・オ・ポムはじっくりと腰を据えて食べないと、大変だと思える味だった。濃厚。りんごもバターも粉も、これまた素晴らしいものを使ってる。あんまりおなかのすいてなかった私(当たり前だよね、このエクレアの後だから)は、少しだけ食べて後はpanヴァンへ。でも、これまた実に奥深く、ただただ溜息の出るお菓子だったよ☆

今年の9月に出来たばかりのこのお店、住所は↓

La Patisserie des Reves
93 rue du Bac
Paris 75007

最寄りのメトロ駅はRue du Bac。
開店時間: 火~土曜日 10:00~20:30、日曜日 8:00~14:00、月曜が定休日。

ぜひパリに行ったら、試してみてね☆ 絶対、お勧め~!


今、ひとりでホームアローン。母は友達と出かけ、paniヴァンは日本人のテニスプレーヤーたちとテニス。私は天気がいいのにも拘らず、午前中は、こうやってブログ更新で終っちゃいそう...午後?何しようね?

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今回は、柚子フィナンシェです。柚子の果汁から皮まで丸ごと入りのおいしいフィナンシェに仕上がりました。ぜひ作ってみてね!

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パリに行った時に4軒ほどのお店のお菓子を食べに行くことが出来た。ほとんどが有名どころか新しく出来てパリっ子に有名になってるトレンディなところに行ってみた。去年の8月のバカンス時で閉店だったところもあるし。そんなお店の中で、2日続けて行ってしまったのが ... 続きを読む
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パリに行った時に4軒ほどのお店のお菓子を食べに行くことが出来た。ほとんどが有名どころか新しく出来てパリっ子に有名になってるトレンディなところに行ってみた。去年の8月のバカンス時で閉店だったところもあるし。そんなお店の中で、2日続けて行ってしまったのがこのマミー・ガトー(Mamie Gateaux)。フレンチ・カントリー・アンティークに囲まれた「お菓子のように甘く優しいおばあちゃん」という意味のサロン・ド・テ。

場所とこのマミー・ガトーについては、こちらを見てね。私たちはモンパルナスに滞在したので、ホテルから歩いて10分程度のところ。このお店のあるRue du Cherche-Midi(リュー・デュ・シェルシュ・ミディ)はモンパルナス駅から歩いてすぐの6区にある。

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ここはフランス人のだんなさまと日本人のステキなマダムのお店で、雑貨とアンティークのお店もある。

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サロン・ド・テの前にはこんなメニューもあって...

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中は落ち着く居心地の良い空間が広がっていて、まず目を引くのがこのケーキやタルトの載ったカウンター。

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マミー・ガトーのお菓子たちはシンプルでフランスのママンの優しい味のする、ほっこり系のスイーツたち。焼きっぱなしのお菓子たちは、それぞれが魅力的で選ぶのも大変。paniヴァンも私も、このカウンターに行って、いろいろ物色してみたよ。

ここでサービスしてくださる優しくて穏やかな美しいフランス人マダムが、またマミー・ガトーという感じ(まだおばあちゃんではないかもしれないので、そう言ってしまったら失礼ですが)で、とってもステキ!居心地が良くて、お客さんが引きも切らずに来るのが分かる気がした。

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これが初日に行ったときに2人で分けたオレンジケーキ。この大きさもすごかった!お茶の種類も多くて選ぶのに困るほど。小さなマドレーヌが付いて来るのがうれしいね。ナプキンもいい感じ。

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もちろん翌日、paniヴァンの田舎に行く前に、また立ち寄ってみたよ。まだ店内は午後の3時前だったので、あんまり人がいなかったから、ここぞとばかりにシャッターを切った私。例のマダムは何も言わずに、にっこりとほほ笑んでくれた。なんだかパリじゃないみたい...このマダムに一目ぼれしちゃった!あの優雅な物腰はどこから来るのだろう!? 私も彼女のように年を重ねたいと思うけれど、私は優雅からは程遠いなぁ...と、このマダムに憧れてる私。

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その日は私はスコーン。これが食べたかったのよ。もちろん、想像してた通りの味。発酵バターとヤミーなコンフィチュールも、素晴らしい。

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こちらはpaniヴァンのタルト。いちじくのタルトを選んだ。こちらは出来たばかりのタルトだったから、新鮮☆

私は紅茶で、彼はショコラ・ショー(ホットチョコレート)。またまた至福の時間。歩き回って棒のようになった足をしばし休めるのには、最適なところ。おまけに優しく胃袋も満たしてくれるもの。

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夕方になるとこんなふうに優しい光のシルエットが現れる。これは初日に行った時ね。部屋全体が優しい癒しの空間になるよ。

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何気なく飾られたフレンチ・カントリーのアンティークやブロカントのキッチン用品のデコが、とってもステキなお店。またパリに戻ったら、必ず行ってみたいと思わせるマミー・ガトー。

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周りのお店たちも、なんだか優しい光に包まれていた。


*** Mamie-Gateaux
66-68-70 rue du Cherche-Midi
75006 Paris
営業時間: 火~土曜日 11:30~18:00



パリの写真がまだたくさんあって記事にしたいと思いながら、なかなか...こうやって振り返ってみると、まだ1ヶ月ちょっと前のことなのに昔のような気になる。この1ヶ月でいろんなことがあったから、その出来事の比率が多過ぎて、このマミー・ガトーに行ったことも一昔前のような気になっちゃうのかも。

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今回は、オレンジのショコラ・トリュフです。クリスマスやバレンタインにもピッタリの贈り物になるので、ぜひ作ってみてね!


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ぷーさん 夕飯を母とpaniヴァンと3人で食卓を囲んで食べてた昨夜。昨日の夕食は私が担当。カレー鍋にしてみた。歯医者の待合室で見た雑誌をヒントにね。これがヒットで、みんなに「おいしい~!」って言われた。

私でもお料理が出来るのね、って思えた。何しろ、paniヴァンと一緒に囲む食卓なんてほとんどなし。これは日本人の奥様たちもみなだんなさまと一緒に夕食を囲むことが少ないのと同じかも。もちろん家庭にもよるだろうけれど...

この8年以上、夕飯はいつもひとりぼっちのことの方が多かった。もちろん、paniヴァンは週1~2は休みだから、一緒に週末などは夕食も食べられるけれど。でもね、子供もいないし、外国でひとりぼっちで食べるごはんは味気ない。私は料理を作る気にもなれないの。

だから、こうやって今は、paniヴァンと一緒に3食食べられるのがうれしい。そして母と一緒で、子猫のほーちゃんも一緒。まるで、家族団欒だ!これこれ、これに憧れていた...家族一緒に囲む食卓のなんと幸せなことか☆ 今は、これでいいね。paniヴァンが仕事が始まったら、今度は今まで以上に忙しくなると確信しているの。だから、今はこうやって家族で囲む食卓の温かさと楽しさを味わっていたいよハート


nico   お知らせです。 

panipopoフレンチショップが開店しました。どうぞご利用くださいませ☆ ↓ フランスからのキッチン小物のアンティークやビンテージ物、そして1点もののフランス人女性が作る小物を揃えてます。これからも商品は増えますが、毎日少しずつ載せることにします。

→ Chez panipopo フレンチショップ
よろしくね!!!

*** 知らなかったんですが、私のブログ、10代の若い女の子たちからもサポートがあるようで集英社の雑誌、Seventeenのアンケートの人気投票で選ばれたらしいです。なんだか、とってもうれしいな☆ それを記念して白黒ページだけれど、Seventeenの1月号(12月1日発売)に掲載されるらしいので、機会があったら見てくださいね。


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朝から大雨のソウルの朝。雷も聞こえて来た!本格的な梅雨入りをしたのかな、って感じであんなに晴れていたこの1週間がウソのよう。ひと休止で、雨降り。なので、私も今日はお菓子シリーズをお休みして、街角のパリのお店屋さんの写真の記事にすることにしました。 ... 続きを読む
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朝から大雨のソウルの朝。雷も聞こえて来た!本格的な梅雨入りをしたのかな、って感じであんなに晴れていたこの1週間がウソのよう。ひと休止で、雨降り。なので、私も今日はお菓子シリーズをお休みして、街角のパリのお店屋さんの写真の記事にすることにしました。

私は、パリではなるべく歩きたいと思う。もちろんメトロやバスにも乗るけれど、歩く方が断然に面白い。何回も書いたけれど、パリに住んでいた4年間で、初めの1年間はカルト・オレンジ(定期券)も持たずにひたすら歩いた。最初のパティシエ研修先のプラザ・アテネまで15区のアパートから毎日歩いて行ったのだ。片道40分ぐらいかかったと思う。本当に疲れた時以外は、メトロにも乗らずにひたすら、いろんな道を発見して歩いていた。

だから、8区にあるプラザ・アテネから15区のアパートまでの道筋なら今でもいろんなところを知っている私。これがパリに戻る時にとっても役に立つ。11年間もパリに住んでいたpaniヴァンよりも私の方が道を知っている。

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なんと言っても、やはりアラブ屋さんと私たち(パリ時代の親友のS子とそう呼んでいた)は切っても切れない仲かも。夜遅く帰って来て、何かが欲しいけれどコンビニなんてないパリには、このアラブ系の人々が多くやっている小さな何でも屋さんが便利。もちろんちょっと割高だけれど、ミネラルウォーターが切れてたとか、ちょっとフルーツが食べたいっていう時には重宝する。

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そして、どんなお店もかわいいのが多い。このエピセリー(食料品店。だいたい専門的なものを売る)にしてもそう。こんなふうにドアが開いているとついつい入りたくなるよね。

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ディスプレイがシャレているのは、やはりフランチ・テイストが効いているから。なぜ、こうもおしゃれになってしまうのだろう。何気ないものも、特別に見えて来るから不思議。

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こんなふうに地方の特産品を売るお店もある。ここはガスコーニュ地方の名産品のフォアグラを売っているお店。

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こんなふうにカフェ、チョコレート、キャラメル、ティー、ナッツ味だけのスイーツを売っているお菓子屋さんもあったりして。

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店内はすべてこの色合い。でも統一感があって、これまたスペースの配分とかが美しい。

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フランス人はいくつになっても可愛いものが好き。それがフランス女性の魅力の一つなのかも。小柄でセクシーな美しさがあるのに、可愛い面や小悪魔な面も持ち合わせていて☆ もちろん、でっかいおばちゃまたちもいらっしゃるけれどね。それも田舎に行くとかなりたくさんの割合で。笑 でも、パリでジムに通っていた時には、60代までの女性がお揃いの美しいランジェリーをいつもつけていた。それもでかパンではなくて、Tバックだからね、それもレースとかの。だから、私は上下がまったく違う色、ってことがあった(それもでかパンで)から、コソコソ着替えてた。

やはり見えないところにも気遣うのが、街並みのきれいさにもつながるのか!?

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もちろん食の文化の国だから、いたるところに一つだけの食材の専門店があって、それも充実しているの。ここはフロマージェリー(チーズ屋さん)。あまりにもチーズがあり過ぎて、選ぶのが難しい。言葉が出来れば、お店の人に言ってお勧めのものを教えてもらったり。

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このような果物屋さんのようなお店もある。個人経営のお店が堂々と一等地でも成り立っているのがフランスかも。でもここにはワインもたくさん売っているね。

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サンルイ島のいたるところで売られるベルティヨンのアイスクリームやソルべ。ここも行列が出来ていた。私もpaniヴァンも好きなフレーバーはおいしいと思うけれど、ソルべは時々フレーバーによって、たくさんの砂糖が入っていて甘いだけ。フルーツの味がなくなってる!高いから、他では見られないようなフレーバーにしたりすると、外れることがある。でも、おいしい味も、もちろんたくさんあるよ。

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週1か2で、市場も立つ。マルシェは便利。いろんなものが安く買えるし、新鮮な農家の牛乳やチーズ、バターやヨーグルトが売っているし。もちろん魚、肉類、野菜、パン、フルーツ、日用雑貨、いろんなものが売っている。ここで買った農家で作る発酵バターの味が忘れられない!あれを1度食べると、日本やアメリカのバターなんて食べられなくなる。でも賞味期限がとっても短い(ナチュラルだから)ので、一人住まいだとけっこうキツいものがあった。

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ビンテージものも、素敵な掘り出し物があるかも。こういった類のアンティーク屋さんもたくさんあって、そこは時間の流れが止まったかのような構えのところが多い。ゆったりと店内を見るのも面白い。うるさくついて回る店員さんもいないし、ほとんど無関心ぐらいにいてくれるのが、心地よい。

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パン屋さんもいたるところに。ビオ(オーガニック)専門のパン屋さんから、アーティザンのブーランジェリーから、普通のパン屋さんまでいろいろと。ディスプレイもさまざま。私はバゲットを買うと、歩きながらその香りに誘惑されてたよ。端から少しずつ千切ってうちに帰るまでよく歩き食いをしていた。一口で終わらないおいしいバゲット。粉と水と塩と砂糖と酵母やイーストだけなのに、なぜあんなに芳しい極上のパンが焼けるのか、いつも不思議。やはりフランスの粉は特別なのかな。

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フランスは花屋さんも素晴らしい。どこのお店も様々だけれど、うっとりとしてしまうお店が多い。オペラ座の近く、ピラミッドの裏通りの花屋さんは入口にいつもバラの花びらが散らばっていて、美しかった。いつもきれいな花びらだったから、きっと1日に何回も変えていたのかな。

庶民の私はパリではどこもブランド品店に入ったことがない。いや、1度、友達のお付き合いでルイ・ヴィトンとエルメスに入っただけ。いつも、何気ないお店屋さんばかりだった。それも楽しいのがパリかな。


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今回はフルーティー・チョコレートカップケーキです☆ 3種類のフルーツフレーバーのクリームが乗っていて可愛いですよ。見に行ってみてね!ありがとう。


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ぷーさん この記事を書き始めた時には大雨だったのに、もう止んで青空が見えてる!きっと今日はテニスレッスンもない(クレーコートだからきっと濡れている)だろうから、新しくできたミョンドンのNOON SQUARE(旧アバタ)に行ってみようと思ってる。

昨日の午後はとっても蒸し暑い中、テニスをした。Hちゃんとペアで最後のゲーム中に、3人の外人さんたちが通りかかった。フランス人の男性たち。隣りのコートに行く途中。特にその中でロマンスグレーのおじさまがとってもカッコよくて、ゲーム中に2人で(いや、私が特に)、騒いでいた!私が打ったラインぎりぎりのストロークが運よく入って決まったら、「ブラボー!」って言ってくれて、私のお目目もはーと

おじ様たちは、やはりフランス系がカッコよいとHちゃんと一致した意見だった。笑 やはり、私もHちゃんのように可愛いスコート姿にしようか!?(似合わないから1枚も持ってないけど...)

で、昨日のケーキは結果的には大成功で、総勢子供を入れたら20名のグループに絶賛された。よかった!みんなお代わりして、ひとりの女の子は3切れ食べてたよ。男性も2切れ食べてた人が何人かいたのが、これまたうれしい☆ バタークリームとガナッシュだから、かなりカロリー的には重いのに、みんな軽いねって食べてくれた。不思議と胃にもたれないのは、ラズベリー味だったから!?

特に甘いもの苦手な男性が「OOちゃんのケーキだけは食べられるんだな。甘くないし、おいしいから」って言ってくれたのが、最高の賛辞。彼はグルメさんなので、特にうれしいの。

でもね、このケーキ、紆余曲折があったの。その話はその記事を書く時にでも。しかし、最初の紆余曲折を特別公開。

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これはごみ箱に捨てたから、こんなふうに折れている。これは何? kao06

実はパート・ダマンド・クリュを入れたジェノワーズのはずが...膨らんでない!それもツルツル!そして固い...なんじゃこれ!?

実は泡立てしてた時もずいぶんと時間がかかったし、おかしいなとは思ってたんだけれど、全然気付かなかった大バカ者の私。時間がすごくかかったけれど、めでたくきれいに泡立ったから、それでまた気付かずに焼いてしまった...

1回分のアーモンドパウダー70g、卵10個、小麦粉は300g近く、バターも90g近く損した!損しなかったのは、砂糖!!!

ガナッシュや、バタークリームの計量した材料の中に紛れ込んだ、ジェノワーズの砂糖。

paniヴァンに大笑いされた。最初にミキサーに卵10個とパート・ダマンド・クリュを入れて混ぜるので、それで忘れてしまった砂糖さん。

こんなこともあろうかと、卵を25個ぐらいストックしておいたから、大丈夫だった。バタークリームに白身分が4個分。ぎりぎりセーフ。そしてパート・シュクレに1個。焦る3

すごいドジな初歩的大ミスとたくさん材料を無駄にしたのに、それを見ていたpaniヴァンは叱ることもなく、反対に卵が足りなかったら近くのコンビニに卵を買いに行くよ、って言ってくれた。夫よ、ありがとう!2人がかりで作ったケーキ。それも、私は土曜日の夜遅くから作り始めたので、ギリギリセーフで出来あがった。土壇場にならないと作るモードにならないのが困る。

午後のテニスの間は、テニスコートの社長さんを違うケーキで買収して冷蔵庫に入れてもらって保管して、無事に夜の夕食会に持って行けた。

ああぁあぁ~、ハラハラどきどきのケーキだったよ。