スパイシー・オレンジ・パンデピス♪
フランスの伝統菓子のひとつパンデピスは、スパイスがたくさん入った日持ちのするお菓子。パンと付くぐらいだから、昔はパンだったのかもしれない。エピスはフランス語でスパイスのこと。つまりスパイスの利いたパンということになる。フランスではよくお祭りの出店など ...
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フランスの伝統菓子のひとつパンデピスは、スパイスがたくさん入った日持ちのするお菓子。パンと付くぐらいだから、昔はパンだったのかもしれない。エピスはフランス語でスパイスのこと。つまりスパイスの利いたパンということになる。フランスではよくお祭りの出店などで、このパンデピスのそれこそ大きな塊が出ていて、それを薄くスライスして売ってくれる。
フランスでは、このお菓子(にしておきます)はすでに1694年の料理の本に出て来るほど古典的なもので、スーパーでも、パンデピスは日本でいうおまんじゅうのように売られているよ。パンデピスは、もともとは、ブールジュ地方の王様、シャルル7世とその側室アグネス・ソレルのために献上されたものだった。
そしてこのダークな色合いは、スパイスとそしてはちみつとライ麦から出来る。このお菓子には、小麦粉は入らずにライ麦だけ。バターも入らない。なので、素材の美味しさが如実に出るお菓子でもある。
はちみつは伝統的なパンデピスには、ブルターニュ地方の蕎麦のはちみつが使われていた。ブルターニュ地方は土地が痩せているので、昔は小麦が取れなった土地。その代わりにそば粉がたくさん作られていた。だから、ブルターニュ地方の名物にはガレット・サラザン(そば粉のガレット、つまりクレープ)があるよ。この蕎麦の花に集まって来たミツバチが作る蕎麦のはちみつは、黒くて味わいも独特。
パンデピスは古く、フランスの様々な地方で16世紀の後半にはすでに作られていたらしい。パリ、デジョン、アルザス、ランスなどで違ったスパイスを使って作られていたので、今でも作り手によって味もさまざま。スパイスとはちみつによって味も変わって来る。
そして伝統的なパンデピスは、はちみつとライ麦粉を木で出来たボウルに入れて数ヶ月、涼しいところで発酵させてから型に入れて焼かれたらしい。今は、そういった製法を踏破しているところもあれば、私みたいにアルミニウムフリーのベーキングパウダーで膨らませることもできる。
味が良ければ、どちらでも。私はコリアンダーを丸ごとアンフュゼして、スパイスはフランスのものを使ってみた。はちみつは、そば粉のものがなかったので、韓国・済州島のハルラ山で作られているはちみつで。ワイルドな味なら、ハルラ山のもいいかしらと思いついた。
(この可愛いOPカップはcotta*さんから。)
色的には薄くなったけれど、これくらいが日本ではいいのかも。これはショップで出すつもりなので、試し焼き。もう少し、出す物はきれいに焼くつもり。味を試してみたかった。はたして日本人にパンデピスは受け入れられるのかな!?もちろん、日本でもパンデピスはパティスリーで売られてるところがあるけれど、田舎でも通用する???
食べてみたら、とってもウマウマ~!なので、50代の主婦、うちの母親、そして20代と30代の女性に食べてもらった。スパイスとライ麦だから、はたして大丈夫なのか?
うちの母はまあまあの顔つき(これはもう考慮に入れてあった)、しかし他のみんなには大好評。田舎でもスパイスは大丈夫だと判明。却って、暑い季節にはこのスパイス使いがいいのかも。自家製オレンジピールも入っているし、口当たりもフルーティーに仕上がった。
いくらでも食べられるよ、これは。やはり良いスパイスとはちみつを使うのがコツ。シナモンを使うのは、アルザスの伝統らしい。だから、フランスの地方によって、パンデピスはいろんな違う味が楽しめるというわけ。私のはコリアンダーが入っているから、また違う味。
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そして私、panipopoは、大手ラッピング・包装資材の専門会社Cotta*さんと提携を結んで、月に2回このブログには載せないレシピを掲載しています。 素敵なラッピングなどやお菓子作りには欠かせない容器や材料が揃っている会社ですが、私もよくブログで使ってます。
今回は、マンゴー・バナナとフロマージュのひんやりメドレーです。それぞれトロピカルフルーツのプリンとクリームチーズムースとマンゴーのジュレの味わいもフレッシュで夏向けです。違った食感とひんやりデザート味を楽しむのに最高☆ ぜひ見に行ってね!
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昨日は6時間じっと座って(昼休みは別に30分)、食品衛生責任者の講義を受けて来た。内容はとっても興味深くて、いろいろと勉強になったよ。ただ、お弁当食べて午後にはちょっと居眠り... 周りもそういう人が多かった。よかった、私だけではなくて。 無事に許可証をいただいて、ひとつクリア。
今日はまた以前見て気に入った物件をまた見に行くよ。今度は母親付きで。まるで、子供の面談みたいだけれどね。
まあ、ボチボチと。やることだけこなして。でも昨日はさすがに疲れて、帰って来たらぐったり。何よりも80人以上入った部屋で、こもりっぱなしのエアコンが良くなかった(お弁当もそこで)のか、頭痛、鼻づまり、そして咳が止まらなくなった。せっかく治りかけたアレルギーが出て来た!ひどいひどい。帰って来て、ソファに倒れ込んだまま、しばらくぐったり。まだ咳が出る。治ったと思っても、体の中ではまだ繊細な状態なんだね、きっと。
さてさて、続きの写真集。
ぺリゴー・ノア地方は、本当にきれいでしょ。やはりどこでも同じだけれど、地方が変わると景色もガラリと変わる。ここは内陸部。フォアグラや胡桃で有名なところでもある。
太陽も内陸部だから、容赦なく照りつけていた。5月とは思えないほどの陽気。
路上で、通りがかりの年配のマダムとおしゃべりしたら、彼女がこちらの通りは、自称モンマルトル通りと教えてくれた。つまりモンマルトルの小路のように車が出入り出来ない坂道の通りだから。
通りに椅子を出しておしゃべりに興じるおばあちゃんたち。
もちろん石塀からのぞくバラもステキ。
その門も味がある。
坂道の上に見えて来たバルコニーのあるうち。
中はこんなふうにステキな造りになっていた。夏の夕方、ここでアペリティフを囲んで友達とおしゃべりするのもよしだね。
石造りの家とバラの茂みは本当に素晴らしいマッチ。
ここのドアを見たら、なんだか懐かしい気がした。
こんなお庭、楽しくなるよね。
バラも咲き盛り。
そして中のお庭も花盛り。
*** 昨日、コメ欄、閉じると書いておきながらそのままで行ってしまった私。帰って来た時にはコメがたくさん入っていたので、閉じるわけにもいかず、ご迷惑をおかけしました。おっちょこちょいなので、こんなことは日常茶飯事。 気を使ってくださった方々、そして楽しいコメを残してくれた方々、ありがとう~!!!
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