ローズ・オ・ショコラの作り方(プラチョコ使用)♪
今日は粘土細工ならぬ、プラスチックチョコレートで作るバラの花の作り方をお見せします。プラスチックチョコーレートとは何ぞや?って思う人もたぶんいると思うけれど、チョコレートに水あめと、水と砂糖を同じ量使って作ったシロップ入りのチョコレートのこと。こうする ...
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今日は粘土細工ならぬ、プラスチックチョコレートで作るバラの花の作り方をお見せします。プラスチックチョコーレートとは何ぞや?って思う人もたぶんいると思うけれど、チョコレートに水あめと、水と砂糖を同じ量使って作ったシロップ入りのチョコレートのこと。こうすると触った時はとっても固いけれど、捏ねているうちに柔らかくなって来て、細工をしやすいチョコレートの加工品のことをこう呼ぶの。
日本ではプラスチックチョコレートの市販品があるらしいけれど、私は手作りした。温度さえちゃんと守ればすぐに簡単にできるので、興味のある人は、プラスチックチョコレートの作り方の手作りチョコレートにレシピがありますよ。
バラはマジパンでも作れるので、1度作り方を覚えてしまうと便利かも。こういうマジパンやプラチョコのバラはケーキやお菓子で作るピエスモンテ(大きな作品)のデコとして使われるよ。
私がこのバラの作り方を習ったのは、コルドン・ブルー・パリの初級のとき。あれは確かダコワーズ・カフェの大きなケーキのデコとしてマジパンでバラの花を作ったのが最初。私たちが最後の生徒となった退職前のベテランのB先生に、「おじいちゃん先生」というあだ名を付けて、そう私たちの間では呼んでいた。そのおじいちゃん先生の職人芸をたんまりと見せらせた授業だった。お菓子の魔法使い。
古典的なお菓子だったら何を作らせても、パーフェクトに、そしてその作りだす様々なデコや文字は溜息が出るほどの最高に美しい出来で、初級クラスの先生として、おじいちゃん先生がいたことは私たちの財産だったと思う。
私の不細工な焼き菓子や、ピティヴィエ(ガレット・デ・ロア)が片方ばっかり膨れてしまった愚作を目も当てられないという感じで、おじいちゃん先生は大げさなジェスチャーで批評したけれど、このダコワーズ・カフェに乗せた私のマジパンのバラはじ~っと見たまま、動かず。何か不具合があったのかなって思ってたら、初級コース過程最初のころは、いつもパ・ボン(Pas bon!)とか言われてたのに、バラと私の顔をかわるがわる見比べて、一言。
トレ・ビアン(Tres bien)!
と言って、いつもしかめっ面をしているのに、可愛い笑顔を私に見せてくれたおじいちゃん先生。1度褒められたことによって、俄然やる気が出て来て、この初級中盤過ぎてから、お菓子作りの楽しさに目覚めたのかもしれないなって思ってる。
さて、プラチョコが出来たら、細工の仕方。ココアパウダーと作業台(私はシルパット: シリコンマットの上で何もかも作業するの)、そして何かプラチョコを均一の厚さに伸ばせるもの(小さなローリングピンや小さな丸い棒)とプチナイフがあればOK。
まずはココアをふった台の上に真ん中の芯になる部分を作って置く。大きさは適当に自分で作りやすい大きさに。ただ、あんまり大きくすると横綱になっちゃうから気を付けて。
これに花弁を付けて行く。この花びらは適当な大きさにプラチョコをちぎって、それを捏ねて柔らかくしてローリングピンに付かないようにココアを軽くふって伸ばす。花弁の下の部分は厚く、上の部分は薄く。伸ばしたら、上の部分をさらに指先で薄く伸ばしながら形を作って行く。バラの花びらって見たらわかるけれど、大きさも形もさまざま。先端が丸いのもあれば、とがった感じのもあるし、真ん中の部分がへこんでハート型になっているものもある。
まずは花芯の部分はそれを守るように花弁を貼り合わせる。花弁の下の部分にココアが付いていると、貼り合わせにくいので、そこは調整してね。それといくらプラチョコが扱いやすいといっても、手の熱で触って行くうちに溶けやすいので、気を付けること。
そういうときには手を水で洗って冷やすといいよ。
こんなふうに1枚の花びらを付けたら、もう1枚、反対側に。
そしてその周りに花弁を作っては、1枚ずつ貼り付けて行く。
貼り合わせた部分が太く、長くなっても後からナイフで切るので問題なし。何よりも花びらが落ちないようにきちんと根元を貼り合わせてね。
花びらに表情をつけながら、最初の部分は花芯に合わせて閉じた感じの花びらを作り、その後はだんだんと開いて行く感じを付けると出来上がり。
貼り合わせてからも、花びらを指で薄くしていくらでも表情は付けられるけれど、あんまりやり過ぎると、今度はちぎれるから気を付けて。しかし、それが案外といい感じに納まることがあるのも、手作りの妙。
葉っぱは適当な大きさに伸ばしてナイフで葉っぱの形に切ればOK。それに葉脈を付けて、葉っぱの先をひねったり、元の部分にカーブを付けたりして葉っぱらしい表情を付ければ出来上がり。
いろんな顔のバラや葉っぱを作ってみましょ。
最初は下手だったとしても、コツをつかめばだんだんと上手になって行くよ。
これは案外と器用不器用ではなくて、アートな感覚が必要かもしれないけれど。私はちなみに不器用な方。これ本当!
こんなふうに並べるとなんとなく本物っぽく見えるよね。最後の仕上げにナイフで花の元の部分を切ると出来上がり。
プラスチックチョコは何でも応用が利くから試してみてね。面白く遊ぶ感覚でいろんなものに挑戦すると楽しいかも☆
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そして私、panipopoは、大手ラッピング・包装資材の専門会社Cotta*さんと提携を結んで、月に2回このブログには載せないレシピを掲載しています。 素敵なラッピングなどやお菓子作りには欠かせない容器や材料が揃っている会社ですが、私もよくブログで使ってます。
今回は、抹茶と大納言のショートケーキです。見かけはいちごのショートケーキ。切ってみたら、サプライズ!抹茶のジェノワーズと大納言のシャンティイといちごのコラボのおいしいケーキ。ぜひ見に行ってね!
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昨日は春の嵐だった。大雨、そして時速65kmの暴風で、うちがゴーゴーという音と共にふるえている気がしたよ。それも時たま、晴天が見えるというヘンな天気で外に出ようにも出られなかった。
風邪気味のようでゾクゾクと寒く、鼻声。そうしたら、お義父さんもそうらしい。なんで?って笑えた。1日中、ごろごろ芋虫のように本を読んだり、何もせずボ~っと過ぎて行った。何もせぬ嫁になのか、それとも他のことでなのか、お義母さんはあんまり機嫌がよくなかったけれど、でもしんどい時には何にも出来ないっていう態度を崩さない嫁。って甘えているな、私は。 お義父さんは病気でちょっと機嫌が悪かった。でもいつもムードメーカーする私だけれど、そんな気にもなれなかったよ~!paniヴァンが頑張ってた。
日本から持って来た風邪薬が効いて夜も普通よりも眠れたよ。油断は禁物だから気を付けないと。きっと気が抜けたのかな。
今週は毎日、雨が集中的に降るらしい。1日でも晴れたり、曇ったり、雨が降ったり。目まぐるしい春の天気。う~ん、早く晴れの日が続いて欲しい。
そんな天気の始まる前に行った場所。こんなふうに春先になると、水辺の近くの野原で見かける毒キノコのような色合いのつりがね草。花はどちらかというと、チューリップみたいなの。
群生しているのがすごいでしょ。
大きなミツバチも盛んに蜜を取りに来ているよ。
あるうちの窓辺にもパンジーとムスカリが。絵になるね。
で、このムスカリ、よく見ると水槽を利用している鉢に植えられていた!
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