サン・テミリオン(ワインの街)♪
秋深まる10月のある日、paniヴァンに頼んでサン・テミリオンに連れて行ってもらうことにした。こちらはフランスはジロンド地方にある有名なワインどころで、ボルドーの近く、メドックとか他の有名なボルドーワインの産地の近く。特にサン・テミリオンの街のシャトーたち ...
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秋深まる10月のある日、paniヴァンに頼んでサン・テミリオンに連れて行ってもらうことにした。こちらはフランスはジロンド地方にある有名なワインどころで、ボルドーの近く、メドックとか他の有名なボルドーワインの産地の近く。特にサン・テミリオンの街のシャトーたちはほとんどと言っていいぐらいにグラン・クリュと呼ばれる最上級のぶどうの産地でもある。
まずはその街の中の様子を案内します。この中世の街の名前の由来はここで隠遁生活を送っていた8世紀の聖者エミリオンの名前から来ているの。Saint-Emilionがフランス語ではリエゾンして、サン・テミリオンと読む。
目印はこの聖堂。地形を生かして下の部分は岩石を削って造られている。上の部分は塔になっているの。
まずは私たちはラレオル方面から入ったので、
この昔の教会堂の壁の残りのようなモニュメントが残る近くに駐車した。ここは大きなシャトーの所有でブドウ畑が広がってるの。
この抜けるような青空がステキ。まずは、近くの教会へ。
ここの中には、サン・テミリオンのワインの名を確実にしたジュラード(13世紀に確立されたらしい)たちの写真がたくさん展示されていた。このジュラードは自治体で、ほとんどすべての権限をフランス王から授与されていた。このジュラードの刻印が押された良いワインだけがサン・テミリオン産と認められたわけ。悪いワインは樽ごと街の広場で焼かれ、そのシャトー主は棒で叩かれる刑を被ったらしい。
なので、このジュラードのワインの刻印式には歴代のフランス大統領や隣りのエリザベス女王まで過去に参加したことがある。それほど、名誉あるイベントがこのサン・テミリオンであったからこそ、この地方のワインは有名になったのだ。
このジュラードたちの丸々と太って福福しいこと。まるで富と権力のシンボルのような感じだよね。
この教会を出て、左に曲がると観光局があってその先には街が広がっている。この部分は街の上の部分。例の大聖堂の広場から下を見ると、こんな風景が広がってた。
さてお昼は何にしようか? 上の聖堂の塔の脇のレストランのメニューを見て考えているうちに歩きだした私たち。
paniヴァンはササっとサンドウィッチで済ませようなんて言ってたけれど、私はNG。だって、サン・テミリオンにいるのに、なんでサンドウィッチや~!?
石畳が摩擦で丸くなった危険(?)な坂道を降りて下の広場に行くことにした。
ここを下りる途中、2回も滑りそうになったよ...ちゃんとウォーキングシューズを履くべきだね。この坂道にはステキなお店やレストランがたくさんある。
全部は紹介出来ないから、ちょっとだけ。ここは行った日には閉まってたけれど、カヌレ・ド・ボルドーを出すお菓子屋さん。でもメインは、マカロンなんだけれど。カヌレはボルドー地方の郷土菓子。だから、ここら辺でもそれを出すお店は案外と多い。
蔦も赤くなり始めているね。
もっとこの道の写真があるけれど、残念ながらこの記事が長くなっちゃうから載せられない。ステキな坂道なのよ、ここは。
下の広場でランチにすることにした。
秋らしいデコだね、テーブルも。天気が良いので外のテーブルで食事。
価格が下から2番目のメニューを選んだ私たち。これが私の前菜、メイン、デザート。なかなかおいしかった。特にこのデザートのポワール・ポッシェは、エン・テミリオンで採れた洋梨をここの赤ワインで煮てあるから、ものすご~くおいしかった!!!これは素晴らしい味だったよ☆ でも、このチョコレートソースが古くて酸化していたので、これを取り除けようとしていたら...
洋梨の形が丸いし、ツルツルしていたので違うお皿に乗せようとしていた時に、誤って半分も食べてないこのポワール・ポッシェを石畳の地面に落としちゃった~!それも、一緒にフォークも落としたから、かなり大きな音を立てた。非情にもおいしい洋梨が転がり落ちて行く様を見守る私。paniヴァンは穴があったら入りたいっていう顔で見るし、周りのテーブルに座った人たちも嘲笑的な目で見てるし... もう恥ずかしくてフォークだけを拾ったよ。これが、今回のサン・テミリオンの一番の思い出かな。
私たちのテーブルからは、こんなふうに聖堂の塔が見えた。
こんな感じで、みんな思い思いのランチタイム。秋の貴重な温かい日差しを楽しむ。
このサン・テミリオンはもっと続くけれど、今日はおしまい。そして、このサン・テミリオンで出会った猫ちゃん。
あるお店の看板娘。でっぷりと太ってるけれど、こんな石壁まで登れちゃう!私が手を伸ばしても届かない壁の上に乗ってた。お名前はリリサフランちゃん。フォトジェニックよろしく、観光客の写真のモデルになってたよ。
連休中日の今日は、こちらは雨。今から支度して東京まで。友達に会いに行く。特に夕方会うのは、パリ時代の親友、S子。彼女のだんなさんとも初めて会うから、ちょっと緊張!最後に会ったのは、6年ぐらい前だから、うれしい再会。
彼女はスイーツ・コーディネーターとしてTVのCMを担当したり、雑誌や他のお仕事もしてかなり知られているの。今度はお菓子の本も出すよ。最近はお菓子の商品開発で上海まで行って来た。彼女のブログは、Sachi et Cremeなので遊びに行ってみてね。
彼女はとっても頑張り屋さんだから、いろんな苦難や病気を乗り越えてここまで来た。私の頑張りの起爆剤でもあるの。彼女のセンスはピカイチだと思う。だから、私も将来を見据えて頑張ろう☆ ちょっと眩しい彼女の活躍ぶりを応援!
今ね、いろんな意味で???って思うことがたくさんあるの。これから、どうしようって。ちょっと立ち止まってウロウロしているpanipopoを応援してあげようという皆さん、ランキングの応援クリック(↓のバナーをそれぞれ)をしてくれると、とってもうれしいです。どうもありがとう~!
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そして私、panipopoは、大手ラッピング・包装資材の専門会社Cotta*さんと提携を結んで、月に2回このブログには載せないレシピを掲載しています。 素敵なラッピングなどやお菓子作りには欠かせない容器や材料が揃っている会社ですが、私もよくブログで使ってます。
今回は、オレンジのショコラ・トリュフです。クリスマスやバレンタインにもピッタリの贈り物になるので、ぜひ作ってみてね!
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そして、今回、新しくpanipopo掲示板を設けました。こちらに私たちのブログのレシピで作ってくれたお菓子や料理の数々を書いてくれるとうれしいです。私の夢のためにみんなの記録がきっと役に立つと思ってます。画像も載せられるので、ぜひご利用くださいね。お手数ですが、よろしくお願いします☆
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