自家製酵母で作った初めてのソフトなパンは、メープルシロップ入りのほんのり甘いパン。これにシナモンシュガーとピーカンを間に挟んでみました。友だちに少しおすそ分けするつもりだったのに、ちぎりパンスタイルにしてしまってから、ありゃりゃ．．．ひとつひとつに成形すればよかったかな、って思ったけれど、こんな形も可愛いかと。

なんでだか知らないけれど、メープルシロップの味って、ホっとする温かい味がすると思います。やはり木の温みが感じられるのかしら？カエデの木が自分の体内で慈しみ育てたシロップは、やはり人工のものとは違って落ち着く味なのかな、って．．．樹液が甘いなんて、ちょっと不思議な気がするけれど、自然のありがたみが伝わって来ますよね

で、このパンの画像を見ていたら、この間、『はちみつの食卓』のバブちゃんに名前を教わったスカシカシパンになんとなく似てるかな、って。　実は私はこのスカシカシパンの殻を５個持っているのです。でも、バブちゃんに教わるまでは、ず～っとアメフラシの殻だと信じてたオバカな私．．．　第一、アメフラシって、軟体だから殻なんてあるのか～！？って突っ込まないで下さいね。モーリシャスで、これなあに？って聞いた時に、「”Ｓａｎｄ　Ｄｏｌｌａｒｓ”って言って、ナマコとかウニの仲間。ほらここの海にもたくさんいるでしょ」って言われた私は、そのままウニ→　ナマコ→　次に来るのはアメフラシかって、単純に信じてしまったの．．．これでpanipopoのバカさ加減も分ると思います．．．

でも生きたスカシカシパンは見たことがなかったので、これで生きたのを見たらわかったのにね、って自己弁護。これが問題のスカシカシパンの殻。



うちにあるものは、大きい方は３つとも花の形の穴が開いていて、小さな方は２つとも星の形の穴が開いているのです。きっと星型が成長すると花形に変わるのかな．．．大きい方は、インド洋から。小さな方は太平洋から。これを海岸で見つけることはなかなかないので、見つけるとＤｏｌｌａｒｓ（お金）を見つけたようにうれしいです！


話をメープルブレッドに戻して、ひとつ味見をしてみたら．．．



あれあれ、シナモンシュガーとナッツが、あさっての方向に巻き込まれていました～！あちゃちゃ．．．　まぁ、味はよかったのでこれで友だちにもカンベンしてもらおうと思いました。

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『おいしいシェ・ママン』のママンさんの自家製バジルのペストを元に作られていた、ツナとチーズのジェノベーゼスパゲティ を見て、そして『Ｑｕａｌｉｔｙ　ｏｆ　Ｌｉｆｅ　ｂｙ　ＪＵＮＡ』のＪＵＮＡさんのパスタ、同じく『アラサー！料理研究＠家』の研究員*さんのも見てしまったら、パスタ好きの血が騒いで．．．（スパゲッティをゆでるまで、うちにはもうスパゲッティがなかったことも知らず～　）

はたまた、うちには充分な量のバジルがないし、それよりもこのソウルで、自家製ペストを作るだけのバジルをどこで売っているの？って感じだったので、簡単に出来合いのペストでガマン。きっと自家製ペストは最高においしいんだろうなと想像しながら、飾りつけだけに生のバジルを飾ってみたの。『おいしいシェ・ママン』のママンさんさんは、素晴らしいお料理を作る方です。いろいろと参考にさせてもらってます☆

　そして、時間のある方、この話を読んで、ぜひＴｕｂｅも見てくださいね。自分で『出来ない』とクギを刺して、可能性を狭めている方、自分やその状況に不満のある方、その他に興味本位の方でも、きっと何か感動して得るものがあるはずだと思います。Ｔｕｂｅは英語版だけれど、そのままＵＲＬに飛んでもらえると始まるので大丈夫！

そして、愛の力を感じますよ！親の愛、子供の愛、そして信頼、感動しちゃいます．．．

これは友だちから送られてきた英語版を日本語に訳してます。

Iron Man Triathlon----What Love Is ---- （アイアンマン・トライアスロン：　愛とは？）

息子が父親に、こう聞いた。
お父さん、ボクと一緒にマラソンレースに参加してくれないか？
その父は心臓に問題が多少あるにも拘らず、いいぞと答えて、一緒にフルマラソンを走った。
その後も、父は息子のマラソン出場のリクエストには必ず”ＹＥＳ”と答えて、一緒に走った。

そんなある日、また息子が父親にこう尋ねた。
お父さん、ボクと一緒にアイアンマンレース（トライアスロン）に出てくれないか？
アイアンマン・トライアスロンを知らない方のために．．．(トライアスロンの中でも一番過酷なレースです）
３．８６ｋｍの海での水泳、１８０．２ｋｍの自転車競技、そして４２．１９５ｋｍのフルマラソンで構成されている。このときのレースはハワイ島で行われた。

そのレースの模様(　←　クリックして）をぜひ見てね。長くはないです。


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　***　昨日までのコメント返しが無事終わりました。良かった～♪ いつもコメントをしてくださる方々に深く感謝しています。どうもありがとう～！　

ヘルシーな和のあずきパンナコッタは、豆乳入り。あずきは滋養たっぷり身体にも優しい黒砂糖（カルシウムは上白糖の２６０倍程度もあり、ミネラルも豊富）で甘みをつけたので、甘さあっさりで女性には優しいデザートです。冷たく冷やして、どうぞ～！

もちろん、豆乳も黒糖もヘルシーだけれど、あずきも効能があるんですね。サポニン（血液をサラサラに保ち、抗酸化力もある）、Ｄ－カテキン（ポリフェノールの一種で、抗酸化力が強い）や鉄分やビタミンＢ１とＢ２も豊富、ほかいろんなミネラルを含んだ優れた食材です。夏には、汗や有害な紫外線と一緒に体内からたくさんのビタミンやミネラルが出て行ってしまうから、進んでおやつからでも摂りたいですよね。

　　黒糖あずきのパンナコッタ　：　

　あずきは下ごしらえをして柔らかくなってから、お好みの量の黒砂糖で煮ておく。塩少々も加えてね。汁気がほとんどなくなるまで煮詰めたら、火から下して最後にコアントローを適宜加えて風味を引き立たせる。（コアントローなしでもＯＫ）

<材料>　約４人分
豆乳　１５０ｇ
生クリーム　１５０ｇ
ゆであずき　１００ｇ
粉ゼラチン　５ｇ　（柔らかめが好きな場合）　ＯＲ　粉末寒天　３ｇ　(固めが好きな場合）

<作り方>
①　(粉ゼラチンの場合）　ゼラチンは大さじ　１の水によく溶いて、ふやかしておく。
豆乳と生クリームを合わせて火にかけて、沸騰前に火から下す。

（粉末寒天の場合）　豆乳と生クリーム、そして粉末寒天を直接鍋に入れて、かき混ぜながら沸騰してから２分煮て火から下す。

②　①に茹で小豆を加えて、混ぜる。粉寒天を使用している場合は、そのまま器に注いで冷やし固める。粉ゼラチン使用の場合は、小豆を混ぜた後のパンナコッタのゼラチン液が、６０℃以下になったら、ふやかしておいたゼラチンを入れて、よく混ぜ溶かす。これを器に入れて、冷やし固める。

　ゼラチンを混ぜる適温は４０～６０℃です。覚えておいてね。



こんなに簡単に出来あがり！白玉を作っておいて、抹茶を用意して冷やし固めたパンナコッタに注ぎます。できあがっている白玉を乗せて、上にゆであずきを乗せて供してね☆




私は、粉末寒天で作ったので、しっかり目に固まっています。味は、もちろん和そのもの。抹茶の奥深い渋みに優しい味のあずきパンナコッタがマッチして、おいしいの。簡単に出来る和洋折衷の滋養デザートはいかが～！？


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　今朝も曇り空のソウル。毎日天気が悪い。今日は、これからお菓子を作って、『ぱにぽぽ便』を済州島に住むよしぽんちゃんへ絶対送るぞ～！って意気込んでいるけれど、こっちは案外と涼しいけれど、チェジュは暑いのかな？１日で着いてしまうから、大丈夫かな？と思いつつ、今からキッチンに立つつもり。

外国に住んでいて、言葉ができないと大変。もちろん日常生活には事欠かないけれど、何か欲しい（それもかなり込み入っていて、どこに売っているのかもわからなかったり、その説明が出来ない時とか）には、とっても不便を感じる。そんな中、ポロってブログに私のＰＣのメモリが一杯で、ＰＣがうまく作動しなくなったということを書いたら、よしぽんちゃんが、親切にも外装メモリと必要だったＵＳＢキーを注文してくれたの～！私の危機を進んで救ってくれたことに感謝☆　それに、いつもよしぽんちゃんには、お世話になりっぱなしなので、少しでも感謝の気持ちを送りたくて。

なのに、送るつもりのいちじくのパン・ド・セーグルが一次発酵中もあんまりふくらまなかった．．．ごめ～ん！大丈夫かな？？？

そして、ブログをやっていると、私の言葉の端端に気がついてくださる友だちや読者がいることに改めて感じるこのごろ。日ごろ、毒舌なあの方も私の免疫力低下と睡眠不足を心配して、はるばるここまで健康グッズのハーブティーやほかのものを送ってくれたり、巻きすだれも持っていないという私に日本製のを見つけて、恵んでくれる友も。　新茶の季節になれば、その香りが届き、クグロフ型がなかった私もクグロフ型に恵まれ、パン切りナイフやパンマットや、ほか手作りグッズ（とっても可愛くて部屋に飾ってある）や食材、はちみつやハーブティー、珍しいお菓子や息子君たちの手作りのカード、そして素晴らしい手紙．．．

その上、このコメント上ではたくさんの素晴らしい宝石のような言葉をいただき、ひとつひとつを心に留めて、私の心の栄養にさせてもらってます。ステキな言葉に救われたことも（本人は何気なくだと思うけれど）、数知れず。これが一番の財産！みんな、どうもありがとう～☆

料理のレシピもいろいろと広がって、うちの猫飯も少しは豪華になって、激ヤセした夫に貢献できるようになったかな？　しかし、昨日はラタトィユを作ろうと野菜を切り始めたら、肝心のトマトがないことに気がついて．．．仕方ないので、そのまま材料は冷蔵庫に送って、宅配になった．．．

いろんな知識も増えて、博学にもなって．．．（しかし、すぐに忘れている～！）

ブログを通じて、いろんな繋がりが出来て、とってもありがたいです。本当はひとりひとりの名前を呼んで、ハグして瞬時に着くなら、お菓子も送ってお礼を言いたいですけれど、これも無理な話。

８月にはその感謝の気持ちも込めて、２０万Ｈｉｔのプレゼント企画をする予定だけれど、詳細は今週末に掲載予定です。前にもチラって予告編を出させてもらいましたね。

いつも、どうもありがとう。感謝の気持ちを忘れずに、いつもいたいと思うこのごろ♪


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では皆様お待ちかね（待ってないって～！？）のバースディ・ディナーの食事内容です。韓国では、ケーキもアルコールも持ち込みＯＫなので、うちからレッドワインも友だちのために持ち込んで．．．私はお水だよ～！　でもちゃんとフルートグラスで最初はシャンパンが出て来ました。

*** お断りしておきますが、いつもこんなふうに食事をしているわけではないです。１年に１度あるかないか．．．　普通は猫飯のうちなので．．．（これ、ホントって夫に言われそうだわ）




うちの夫が今、管轄しているレストランは、同じホテルの以前のところと比べたら、もう少しカジュアルなところ。以前のところは大成功のところで閉鎖され、１０月からはフランスのミシェランの３つ星
レストランのひとつＰＧのお店として生まれ変わります。そしてうちの夫はめでたく昇進したのはいいけれど、激務で去年の今頃と比べたら、体重が７ｋｇ減だそう。毎日見ているのでわからなかったけれど、あまりにも周りから「痩せたでしょ」と言われて、やっと鈍感な妻の私も気づいたの。やはり猫飯は改めてあげないと、可哀想かなぁ～

そんな鈍感な妻のために、夫が用意してくれたディナーは．．．（カメラはデジイチだけれど、撮り手が上手じゃないので、ディナーの本当の色が出ていないの。それがとっても残念～！）

まずはアミューズ・ブッシュ　は、


左から、ポークをスパイスで２時間煮たもの、ポップコーンの生地とキャビア添え。

真ん中がグレープフルーツ、オリーブオイルのシャーベット、ビスク（オマール海老の殻と内臓で作る）のエマルジョン(泡の軽いソース）と海老のカクテル。この色の層がわかるかしら？

右がこちら。


生のカリフラワーのカレースパイス和えに伊勢海老のソテーしたもの、ジンジャー入りのアーモンドミルクのエマルジョン添え（エマルジョンは泡のソースのこと）

最初から４人で、ため息．．．どれもこれも手が込んでいるけれど、軽くておいしいの。うちの夫はヘルシー志向なので、バターは最低限（ほとんど使わない）、動物性脂肪も使わずに、オリーブオイルやクルミオイルとか、健康的なものを使用。

そして、前菜 は．．．(これが全体の姿）




左から


プチサラダ：　アスパラガス、ズッキーニ、カラマタオリーブ、いんげんなどのサラダ。ちょっとこの角度では見えないけれど、黄色の食用スミレが飾ってあるの。

真ん中が、フェンネルのピュレとズッキーニの花。(食べられます）
　
右が、


ズワイガニのコリアンダー風味、アボカドのキューブのベッド。

魚介類が好きな私のために野菜たっぷりのメニュー☆　これまた最高においしかった～！


次はスープと前菜２種類目　として、


まずは、海藻の上に乗った帆立貝のソテー。ガーリックとスパイスがかかっているけれど、帆立の甘みが生きていて、焼き加減も芯は、ほんのり生の新鮮な状態。これって、焼き方が難しいけれど、これが一番おいしい焼き方。

スープは、

冷製のグリーンピースのスープ、レモングラス仕立て。これに小さな貝が入っていて、味を深めているの。上にはパルメザンチーズのエマルジョンとベロータハム添え。

スプーンですくうと、


グリーンピースの緑色が鮮やかに現れるの。

普通はここで魚料理だけれど、友達のリクエスト（彼女は大のフォアグラ好き！）で、友だち全員はフォアグラのソテー。私は、魚料理。

まずはフォアグラ。



フランスからはるばると空輸されたフォアグラとはちみつで煮たいちじくのコンポート（なんと、うちの夫までコンポートははちみつか～！　でもこれはお互いに知らなかったよ）と、ビーツソース、胡麻たっぷりのトースト添え。

この友だちの日本からのグルメのお友だち（この方、東京であるレストランを何件か経営していて、１年で２ヶ月ぐらいは外国を回って味の調査をするらしい）曰く、うちの夫の焼くフォアグラは、一番おいしいらしい。これも焼き方があるらしいのね、その方に言わせると．．．私は全然分らないので、パス．．．　私はなんちゃって、ベジタリアンだから。



これは、全然よいアングルで写真が撮れなかった．．．光の具合はキャンドルとストロボオンリーだから難しいし～！

ヒラメのソテーがしいたけ、ズッキーニ、パプリカ、小さなイカ(カラマリ）とトマトのキューブのベッドに広がったもの。ミニトマトのファルシと、ソース（なんだかわからなかった）添え。

メインは、

２人が韓国産のビーフ。２人とも、唸るほどおいしいと言っていた。



で、２人が魚料理。


スズキのソテーだけれど、焦点が前景に行ってしまって、撮影失敗。枝豆と紫のパールオニオン、アーテチョークと白ワインのソ-ス添え。

魚のスズキは私はあんまり好きではないの。ちょっと白身でも、クセがある魚だと思うから。でも、仕方ないので、食べた．．．半分残したけれど。ごめん！

これに小さな杏のジュレとチーズ２種が乗った塩味のデザートが出てから、

甘いデザート。


アイスクリームが溶けかかっていたので、写真は急いで．．．　ヴァローナのカライブチョコレートケーキとチョコレートチュイール、トンガビーンズアイスクリーム、オレンジのリダクションソース添え。

これもおいしくて、みんなペロリ～♪

で、お待ちかねのアニバーサリー・タルトが運ばれてきて、サーバーの人たち、うちの夫、そして後ろの席に座っていた白人の男性５人組のお客さんが加わって、みんなでハッピー・バースディを歌ってくれて、無事にキャンドルも吹き消して．．．うちの夫が、えいや～っとばかりにタルトをカットしてくれたの。




見事に崩れちゃったけれど、味は、これまたおいしかった～！こんなに食べたのに、このタルトもおなかに納まっちゃったのよ。アハハ！それだけ、おいしかったから入ったということで．．．　自分でも言うのはなんだけれど、久々にこんなにおいしいタルトを食べた感じ☆

締めはコーヒーか紅茶で。ステキなプレゼントをいろいろもらって、最高のディナーパーティーとなりました。


　ここまで、延々と付き合ってくれた方々に感謝します☆　他人のこんな話や写真を見るのは、決して優しいことではないですもの。とってもありがたいです～！

そして、あの晩は忙しかったのに、私たちのために頑張ってくれた夫にも感謝。なんちゃってベジタリアンの妻に「何が食べたい？」って、リクエストを聞いてくれたのが、ありがたかったなぁ．．．

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誕生日のケーキを作った後だったから、またケーキは作りたくないと思って、誕生日のディナー・パーティーにはタルトを焼くことに決めていました。フルーツが乗ったタルトだと、下はクレーム・ダマンドを入れて焼いて、その上にクレーム・パティスリーを乗せるものが多いけれど、私のはもっと軽くしてみたの。

まずは新しいレシピで、パート・シュクレを焼いて．．．このレシピはバターの配合が多いのか、とっても柔らかい生地で、取り扱いが大変だったけれど味がその分、サクサクでおいしい生地。まずは空焼きして、卵黄を塗って、再び焼いて防水加工。


この底のシワシワは、空焼きしていたときに出来たもの。でも外見に問題がなかったので、大丈夫！タルト台が完全に冷めてから、マンゴーピュレを使って、マンゴー味のカスタードを作り、それを基にマンゴー・レジェールクリーム(ゼラチンを使用して）を注いで、固まらせました。




これとはまた別に、タヒチのバニラビーンを使ったクレーム・ブリュレのババロアを作って冷凍させて、それをマンゴー・クリームの上に置いて、下地の出来上がり。




フルーツを洗って、切って準備したものを飾り付けてデコも終わり。



それから、アプリコットのナパージュをフルーツに塗って仕上げました。こううすると自然に乾燥と空気によるダメージから、フルーツを守れるの。



このタルトは、予想していたよりも、とってもおいしかった～！マンゴーとクレーム・ブリュレの組み合わせがフルーティーとクリーム系でバッチリだったし、そしてふんわりババロアとクリームはサクサクのパート・シュクレと合わさって絶妙な食感。これにいろんなフルーツのおいしさが合わさって、また自画自賛の最高のタルトとなりました～☆　　これは将来、お店に出そう～♪って思ってます。久々に食べた美味しいタルト

もちろん、これはディナー・パーティーの最後の締めだったんだけれど、別腹でデザートのチョコレートケーキを食べた後で、これも１切れずつ、全部食べちゃった私たち．．．

********************

　今日のソウルは夕方まで、強い雨が時おり降った１日。だから、今日の予定はお流れになって、１日ゴロゴロと．．．雨だと、ソウルではあんまりやることもないので、夫とお昼を食べにちょっと外出しただけとなった。

夕方ちょっと晴れ間が出たので、明日は予報と違って大丈夫？って思ったけれど、また雨．．．なんで週末にいつも雨が降るの？？？

ディナーの写真は明日に載せますね。これでもかっ～！ってあるけれど．．．（全部で１５枚ぐらい。それも全部、食べ物～！　）

日本は３連休の真っ只中なんですね。世界のどこに住んでいても、天気に恵まれて、楽しい週末でありますように～

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食べてみたら、ちゃんと果肉は柔らかいのにまずかったネクタリンと杏をコンポートにして、とってもシンプルなシャーベットにしてみました。

コンポートは水とはちみつでコトコトと煮て、冷めてから皮を剥いでそのままフォークで粗く潰したものを冷凍室で固めただけ．．．もちろん、何回か少し固まってはフォークで削ってかき混ぜて、という工程（っていうほどじゃないけれど～！　）を経て出来上がり。

だから、余分なものは一切入っていないのがナチュラルでいいかな？

ネクタリンと杏が凝縮された味の、ちょっとのはちみつとミネラルウォーターだけが入ったシンプル・イズ・ベストの冷菓です。

バナナの輪切りと冷凍物のブラックベリーで味の変化をつけてみたら、桃系のネクタリンや杏の味とマッチし、これなら小さな子供さんにも安心して食べさせられるヘルシーな夏のおやつ。ちょっと室温で戻して、少し表面が溶けかけたころが、おいしいと思います。




生で食べたマズかったフルーツの再利用法でした～！


*****************

　この日曜日には、天気予報が当たっていたら、台風がソウルを直撃すると、昨夜、友だちのひとりが言っていた。もう台風？？？　でも、きっと天気予報はハズれるに違いない．．．だって、韓国の天気予報、どこの国とも一緒だけれど、あんまり当たらないの。

昨夜は、夫の管理するレストランで少人数の友だちを呼んで、ささやかなパーティーをした。韓国のレストランはどこでも、持ち込みＯＫなので、ワインとケーキ（タルト）を持ち込んで。

写真を撮ったけれど、うまく撮れているかどうか、まだアップロードしていないのでわからないけれど、撮れていたら後で載せてみますね。

夫の作ってくれた料理でお祝いするのは、実は初めて。うちはサービス業だから、週末が休みなのは珍しいの。でも幸いにソウルに来てからはそうなった。うちには、クリスマスディナーも大晦日もない。お正月を祝うこともなし。フランス時代には必ず、どちらかがお休みだったけれど、今はそういった華々しいみんながお祝い事をする日には、彼は必ず働いている。だから、家族でみんなが集まる楽しい日には、私はひとりぼっちなのだ。もちろん、誘ってくれる友達はいるけれど、ひとりで行くのも気が引けて．．．

なので、たまには、こういったことをして楽しむのもいいかな、って思ったの。もっとかわいそうなのは、実はうちの夫だったりして．．．妻とその友だちのためにご飯作りをして．．．　でも、みんなにおいしいと言われるのは、彼の最高の喜びだから、きっと彼もハッピーだった？？？


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***　今日の目標：　お返事、追いつくように頑張ります～！

柑橘ゼリーが乗ったヨーグルトをたっぷりの、火をまったく使わないレアチーズケーキを作りました。これは爽やかで、おいしい夏のケーキです。甘味は、はちみつオンリーのナチュラルな甘さ☆

ただ．．．柑橘ゼリーそのままを乗せることをお勧めします。実は私、柑橘ゼリーを作ってキューブに切ったものをケーキの上に乗せて、さらにプレーンなゼリー（コアントロー入り）を流したら．．．プレーンなゼリーが固まらなくて、水のよう．．．　仕方なく、その水ゼリーを捨ててキッチンペーパーで、水分をチーズケーキから丁寧にぬぐって、という悲劇が待っていたの～！

まだ柑橘ゼリーが残っていたので（ポジャギのクラスの前で珍しく食べてなかった！ラッキー☆）、まずはダブル濃厚に作ったプレーンゼリーをぎりぎりの柔らかさまで冷凍室で固めて、それをケーキに入れてから、柑橘ゼリーのキューブを乗せて、その上にまた濃度の強いプレーンゼリーを注いで固めたもの。

きっと柑橘ゼリーのせいで、最初はプレーンゼリーが固まらなかったのかしら？？？

だから、簡単に最初から、柑橘ゼリーを流すことをすればよかった～！って思いました。どうしてもキューブにして透明に固めたいっていう思いが、悲劇になるとは思いもせずに．．．これで、Ｋａｙちゃんと同じ思いを味わうことになったわよ、私も！　同じ経験者として、これからもよろしく～！

前置きが長いけれど、柑橘ゼリーにはサッパリ感を強めるためにピンクペッパーを入れています。これは、一番マイルドな胡椒。イタリア産の優しいピンクペッパーは、後味にかすかなピリっとした（わずかに気づく程度）味を与えて、フルーツの味をすっきりと強める働きが。全然辛くないので、お菓子作りにも使われます。（プロの世界でね）　


　柑橘ゼリーとヨーグルト・レアチーズケーキ　：　　１８ｃｍセルクル使用

　セルクルの内側に透明フィルムを巻いておく。ケーキ用の円形の紙底を敷いておく。それを平らな皿の上に乗せて用意。

　***　クッキー地：　　
ジャンジャー味のクッキー　７２ｇを袋に入れて麺棒で、ゴリゴリとのして、細かくする。これに電子レンジでチンした溶かしバター　３０ｇを一緒にボウルに入れて混ぜ合わせ、これをセルクルの底に敷き詰める。よく押し付けて平らにする。冷蔵庫で冷やし固める。

　***　ヨーグルト・レアチーズケーキ　：　
<材料>
クリームチーズ　２００ｇ　（使う前２０～３０分程度室温に戻しておく）
プレーンヨーグルト　１２０ｇ
はちみつ　５３ｇ
レモン汁　大さじ　２
板ゼラチン　１枚　（あるいは粉ゼラチン　５ｇを大さじ　２の水に良く溶かしてふやかしておく）
コアントロー　小さじ　１
生クリーム　１４０ｇ

<作り方>
①　少し柔らかくなったクリームチーズをボウルに入れ、ミキサーで攪拌してスムーズにする。

②　①にはちみつを混ぜて、それからヨーグルトを２～３回に入れて混ぜる。

③　電子レンジで約２０秒ほど加熱したレモン汁を６０℃以下に冷まして、これにふやかしておいたゼラチンを加えて混ぜる。（板ゼラチンはレモン汁が適温になってから、冷水につけて柔らかくなったところでよく絞って使用する）

④　完全に溶けたレモンゼラチンを、②のボウルにキレイに全部入れる。よくミキサーで混ぜ合わせる。

⑤　生クリームにコアントロー（入れなくてもＯＫ）を入れて泡立てて、７分立てにしたものを、④に混ぜ合わせる。最初は３分の１を泡だて器でよくまぜあわせて、残りは２回に分けてゴムベラでさっくりとね。

⑥　⑤をクッキー地の上に注ぎ入れて小さなパレットナイフかゴムベラで、空気の穴が開かないように押し付けながら表面を平らにならす。冷蔵庫で冷やし固める。




　***　柑橘ゼリー　：　
<材料>
グレープフルーツ　１個
オレンジ　１個
はちみつ　大さじ　１～２
ピンクペッパー　適宜　（入れなくてもＯＫ、代わりにジンジャー少々を入れてもＧｏｏｄ！）
コアントロー　小さじ　１
板ゼラチン　１と１/２枚　(粉ゼラチン　６ｇを水　大さじ　２で溶かしてふやかす）

<作り方>
①　グレープフルーツとオレンジは切って、中身を出す。そのときに出たジュースを取っておく。

　その切り方は、こちらの柑橘フルーツの簡単な切り方を参照してくださいね。（バブちゃんが親切にも教えてくれて、柑橘フルーツの切り方が載った記事を探すことができました。どうもありがとう、バブちゃん☆）

②　果汁とフルーツを鍋に入れて、ピンクペッパーと一緒に沸騰してから、弱火にして５分煮る。さらに火から下してからフタをして１０分ほど蒸らす。これを計量カップにあけて、２００ｃｃ程度を取る。（少し多めでもＯＫ＝２５０ｃｃまで）

③　２００ｃｃの②をボウルにあけて、はちみつを加え、甘さを調節する。温度が６０℃以下になったら、コアントローとふやかしたゼラチン(板ゼラチンの場合は、使う直前に水につけて柔らかくして、よく絞ったものを使用）を入れて、混ぜ溶かす。これを氷を張った水に当てて、充分に冷やす。

④　完全に冷たくなってから、チーズケーキの上に注いで冷蔵庫で冷やし固める。



相変わらず、私は上のゼリーが固まった瞬間に切ってしまったけれど、ゼリーが固まってから、３時間は少なくても冷蔵庫で冷やした方がいいです。

このケーキ、見ての通り、サッパリ系なの。うちの夫も絶賛（これはあんまりないことだけれど）してくれたチーズケーキとなりました。甘味は、はちみつオンリーというのもヘルシーでしょ。


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　コメ返しが遅れていて、ごめんなさいね。今朝はヨガのクラスをサボったので、ちゃんと午前中にすべて終わらせます。

今晩は私の誕生日パーティーディナーをささやかにするので、タルトを制作するつもりだけれど、まだ土台のタルト台だけ焼いただけ。もっと時間が欲しい．．．　それよりも時間の使い方が上手になりたい。

そんな中、昨夜は夫が、ある方のお土産を私に渡してくれたの。韓国人の部下のひとりがフランスへ３ヶ月研修に行っていて、一昨日、帰韓。私も知り合いなんですが、その方が私にこれを．．．



男性から初めて（いや２回目：　１回目はまた違う男性からで、これは１度だけ会ったお方。お客さんだったの。って私は水商売をしてたわけじゃなくて、これは話が長くなるから止めるね）、香水をプレゼントしてもらったの。

シャネルＮｏ．５は私には似合わない香りだけれど、こうやって男性から香水をもらうって、気分が高揚するから不思議～！とってもありがたいです、やはり

この方、実はパリ市内のミシェラン３つ星レストランのひとつ、ＰＧで研修して来て、そのハードな内容の仕事振りに実に３ヶ月で体重を７ｋｇ落としたらしいの。最初から太っていたわけではないので、きっと今はすごく痩せているに違いないけれど。私がビックリしていたら、夫がすかさず、「当たり前だろ。朝の８時から、これまた朝（夜）の１時までの仕事だから」、って。

忘れてた．．　そうなの。キュージニエ(料理人）もパティシェもフランスの超一流（そうでなくても）レストラン（ホテルだと、企業だからもっとラク）で働く人々は、こんな重労働。これを厭わずに黙々と、いつか料理界やお菓子の世界でトップに立つ日を夢見て、頑張る。

つまり自由になる時間は実質１日、７時間。これは睡眠時間になっちゃうから、もう大変な世界。

みんな、フランスの料理の世界やお菓子の世界は優雅だと思うでしょ？ミシェランの星がつくと、もちろん華麗な内容のサービス、料理、雰囲気だけれど、その陰には多大な努力が隠されているんですよ。これは、星がついてなくても、頑張っているレストランは同じ。切磋琢磨の世界。とっても規律が厳しくて、自分を律していかないとやっていけない。

美味しい料理やデザートの陰には、こんな重労働を進んで頑張る人たちがいるということなの。みんな見習いでも、精神的にはプロなのよね。

一瞬の美と美味しさのために頑張る人々。こんな世界もあるのです。

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