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マレーシアでΣ(・□・;)のは、日本では到底、普通には手に入らないものがスーパーで売っていることです。このフレッシュな生のグリーンオリーブも、そのひとつでしょう。オーストラリア産のグリーンオリーブを見て、少量買ってみました。これを自分でオリーブ漬けにしてみようともくろんで、ただ今、進行中です。

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もちろん木になっているものは、スペインでもイタリアでもよく見かけましたが、自分でこうやって手に入れて漬けるという楽しみがあるとは思いもよらずでした!

ググってみたら、オリーブ漬けはかなり時間がかかります!!!まずは1週間、塩水+酢で毎日、取り替えてあく抜きをします。どうやら、オリーブには苦みがあり、それを気長に抜くのです。

そのためには、まずはオリーブの根元の両サイドにナイフで切れ込みを入れるか、あるいは叩き潰すこと。どちらかと書いてあったので、切れ込みを入れました。

それを10%程度の塩水(塩は、天然の海の塩を使うこと)を作り、それに漬けます。別のレシピだと、さらに酢を加えるものがあったので、2つを取って、米酢を5%程度入れてみました。

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冷蔵庫に入れて、毎日塩水を変えるのが1週間。そこから煮沸消毒した瓶の中にオリーブと漬け汁やスパイス+ハーブ類、乾燥チリなどを漬けこんでキャニング(真空状態にボイルすること)して4週間漬けこむらしいです。そして完成という長いプロセス!

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初日のオリーブ。これから長い道のりのオリーブ漬け。果たして、きちんとできるのかどうか、分かりませんが、やったみたいと思いました。ワクワクする5週間ちょっとになりそうです!

さて、うちには4週間ぐらい前に子猫がやって来ました。推定6週間の子猫でした。来たてのころは、本当に小さくてミィミィ鳴いて、それでもガッツのある子猫は、市場で生まれ兄妹3匹で生きて来ましたが、1匹はカートに轢かれ幼い命を落とし、2匹はインド系マレーシア人にレスキューされて貰い手を探しているところでした。

うちはすでにミーシャという、最近1歳になったばかりの雄猫がいるので、メス猫なら大丈夫だろうと思いもらい受けました。もうすでにタミール語の名前、Khaleesi(カリッシ=プリンセス)という名前が付いていたので、カリッシと呼ぶことにしました。不思議な子猫は最初から、物おじせずにまるでうちがあたかも最初から、カリッシのうちのように振る舞いました。普通なら新しい場所に連れて来られると、どんな猫でも雲隠れして、慣れるまで出てこないものですが、この子猫は最初から、あたかもうちで生まれ育ったかのようなそぶりです。

全然隠れもせずに、ミーシャとは隔離しようと思っていたのに、ミーシャにさえもすぐに打ち解けて威嚇もせずにおなかを差し出しました。動物はおなかを完全に見せることは安心+安全を意味します。なぜなら、おなかは柔らかいので野生の動物は安全+安心を感じないと絶対見せないものなのです。

まるで、私はあなたに属します。受け入れてくださいと言う感じのカリッシに、ミーシャは最初に2回、弱弱しく威嚇しましたが、すぐにカリッシのおなか出し作戦が功を奏して即日30分で彼女を受け入れました!!!

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カリッシはオリエンタルな顔立ちで毛並みも体に密着していて短く、薄いのです。さすが、暑さに強いボディに生まれて来ています。耳が大きくて、手足が細くて長いです。来たときには、ヨチヨチでしたが、かなり手足が強くなり、別猫のようになりました。

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ミーシャは暑いのか、こちらに来てからはいつも冷たいタイルの上か、木の床の上、ダイニングテーブルの布の上に寝るぐらいですが、カリッシはいつもカーペットの上、ブランケットの上と温かいところに寝ます。

2匹は兄妹のように仲良く、いつも一緒です。ミーシャは本当に面倒見がよく、体を舐めてあげたり、根気よく遊ばせたりします。

我まま息子だったミーシャが、お兄ちゃんぶりを発揮して、かなり成長しました!我慢強く待てるようになりました。なんとなく私たち夫婦も、カリッシが来てから収まりがよくなったのを感じています。

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気が強く、何でも私!とごり押しするカリッシはチャレンジャーで私に諦めるなと教えてくれるような気がします。ミーシャには、忍耐強さを、paniヴァンからは優しさを引き出す力を持っていて、とても不思議な存在の子猫です。かけがえのない家族となりました。やっと私たちにもふたりの子供に恵まれて、毎日が幸せに感じます。

*** オリーブ漬けがうまく出来上がりますように!と祈る(?)毎日です。私のワクワクドキドキが始まります~☆