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ローズエクレア。今度はきちんと大きな星形の絞り口金を買った。直径1cmあるので、きれいに絞れば理想的なエクレアに焼き上がる。それに手製のフォンダンを作って、温めて使う。このフォンダン、人肌が適温。熱くても冷たくてもツヤツヤには仕上がらない。

ダマスクローズの花びらと、そして金箔を付けておめかしする。フォンダンがまだ乾かないうちに仕上げないとくっつかないので、手早くする。

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中に今度はローズのクレーム・パティシェールを作って詰める。ダマスクローズの花びらをたくさん入れて、牛乳を軽く沸騰させて火から降ろし、ふたをして30分。これでセピアからかすかにピンク色がかったクリームが出来上がる。

私のクレーム・パティシェールの基本は、

牛乳 200g
グラニュー糖 50g
卵黄 3個分
コーンスターチ 8g
薄力粉 7g (一緒にふるっておく)

これにバニラビーンズを加えたり、他の材料を牛乳に加えてアンフュゼ(香りを付けること)させてからクリームを作る。たまには牛乳の割合を少し生クリームに代えたり。もっと硬いクリームにしたかったら、コーンスターチの量を減らして、その分薄力粉を多く入れたり。

これで、いろいろ。他にも、量を多く作るときには、全卵を加えたり。

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エクレアはスタイリッシュな細長さがいい感じ。

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クリームの上品さと、フォンダンのまったりとした甘さが意外と合うの。エクレアの中ではダントツに私のお気に入り。

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こんなふうに、クリームはピンクがかったセピア色。なんとなく懐かしいような色合いが、うれしいような… あっ、そのバラのクリームには、少しの生クリームをホィップしたものとローズエッセンスを加えて、最後にローズのリキュールも。

このエクレアもそうだけれど、昨日、あることである言葉を思い出した。ヴ・ゼット・アムルーズ?


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rainbow そして私、panipopoは、大手ラッピング・包装資材の専門会社Cotta*さんと提携を結んで、月に2回このブログには載せないレシピを掲載しています。 素敵なラッピングなどやお菓子作りには欠かせない容器や材料が揃っている会社ですが、私もよくブログで使ってます。


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今回は、ひな祭りムースケーキです。3色のケーキは土台のピスタチオ・ダコワーズ、いよかん&ヨーグルトムース、いちごのムース。春らしい仕上がりの比較的簡単にできるムースケーキです。ぜひ見に行ってね!



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 ヴ・ゼット・アムルーズ?って、恋愛中ですか?っていうようなフランス語の意味がある。

昨日、気分転換に久しぶりに岩盤浴のあるスーパー銭湯に行って来た。ここに20分の体験フットマッサージがあって、気のめぐりを良くしようと思ってしてもらうことに。

約束の時間に行くと、イケメン男子が私の足をマッサージすることに。とっても上手で、よかった!

そして、やってもらっているうちに、急にヴ・ゼット・アムルーズ?と聞かれたYちゃんを思い出した。

それはパリ時代、ある企業に務めていたときの同僚のYちゃんのこと。彼女に13区の中華街でフットマッサージをしている丹先生に紹介してもらった。彼はそのころ72歳。フットマッサージの権威で、中国に住んでいたころ、事故で下半身不随になり歩けなくなった。それをさすが中国のフットマッサージ!これで健常者としてまた蘇り、普通に歩けるようになったという。

だから、それ以来、フットマッサージとしての訓練を受けて、人様の健康のために異国で活躍することになった方だった。気さくでユーモアたっぷり。フランス人妻には先立たれ、その当時、中国から新しいお嫁さん(50代の女性)を迎えて、ますます元気だった。

丹先生は、次々と私の体の歴史の秘密を解き明かし、その技術には心底ビックリしたけれど…

Yちゃんにあるとき、ヴ・ゼット・アムルーズ?と、施術中に話しかけたらしい。

彼女はそのころフランス人男性と恋愛が始まり、バラ色の人生。奥手の彼女には初めての彼。そのうれしい話をよく聞かされていたのだけれど、急に丹先生にそう聞かれたので、たいそうビックリしたらしい!

つまり、彼女が恋愛を始め幸せだということが足のあるツボで分かったらしい!そこは、大人の恋愛を始めると痛くなるツボ。まだ若いと、押されても痛くないらしい。そんなツボがあるのかと思ったけれど、実際、それはある。

私も押された!ちゃんと説明してくれたけれどね、そのことを。

足のツボって、体の秘密をすべて暴露するから、本当に怖い。それなのに私はお試しコースに足のマッサージを選んだ。さて、このイケメン男子のマッサージに私の秘密を知られたか!?

そんなふうに丹先生とは、paniヴァンや先生の奥様やお友達も含めてのお付き合いをさせてもらった。なので、その言葉と一緒にYちゃんや丹先生を思い出したというわけ。たった20分のうちに走馬灯のように。

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恋愛中って、いい言葉だよね。それが人に対しても、自分の健全的な趣味やあるいは何か熱中できることに対しても。それって、相手や物事を大切にするということじゃない!?私に今、欠けているものはその恋愛心なんだと思う。だから、足をマッサージしてもらって、思い出す必要があったのかな。

ぜひぜひ、ヴ・ゼット・アムルーズ?って聞かれたら、Oui(はい)って答えられるようにね☆ したい。