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インドのピクルスにアチャールがある。夏野菜やトロピカルフルーツを入れて作る軽く発酵させたスパイシーな漬物。植民地時代にインド人たちは、インド洋を渡らされて、いろんな島々や国へ労働者として送られて行き、各所でその文化、慣習、そして料理も根付いて行った。クレオール文化の残るインド洋先端、南アフリカ近くにラ・レユニオンという島がある。そこは植民地から、今ではフランスの海外県になった。この島の周りの島々にも、たくさんのインド系の人々が住んでいて、私たちもその料理に触れる機会があった。

こんなふうに残暑厳しいと、やはり辛いものやスパイスの効いたものが食べたくなる。

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アチャールもフランス人の手によって、名前もアシャ―ル(チの発音がフランス風にシに変わった)と呼ばれ、本国でも時々見かけるようになったのは、クレオールやインドの文化が確実に伝わっているということの証しのようなものなのかな。

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インドも広いから、ターメリックでペーストを作って作るやり方もあるし、さらっとした感じのものとか、赤い色をしたものとか、いろいろ。それが海を渡ったら、これまた変化していく。カレーの付け合わせ(福神漬)のような感覚で、インドでは食べられるらしい。

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これは、ちょっとした箸休めにもなるので、フランス風のアチャールの作り方を紹介するね。野菜を切って、香味野菜を用意して酢、マスタード、鷹の爪などと合わせて軽く重石をして出来上がり。

野菜は何でもOK。例えば、キャベツ、いんげん、ニンジン、きゅうり、大根、マンゴー、じゃがいも、玉ねぎ、カリフラワーなどなど。paniヴァンは、スイスチャードも入れていた。これらを千切りにしたりして準備する。量は適当に。

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それにしょうがのみじん切り(2cmぐらい)、ニンニクのみじん切り(2個)、鷹の爪やチリを1本輪切りにする。種は除いてね。これにライムを絞ったり、レモンでも。粒マスタードなどを加えても。塩で味を整えながら、オリーブオイル2に対して酢を1の割合で混ぜる。これに軽く重石をするか、揉んで容器に入れて冷蔵庫で保存してスローに発酵させる。2~3日目で食べられるよ。

paniヴァンは、自家製酵母(デラウェア)でバゲットを作ったので、これをスライスしてトースト。それにこのアチャールを乗せれば、立派なオードブル。

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これこそクレオール?

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大きなバゲットと小さなバゲットを焼いたpaniヴァン。

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小さなものも可愛い。

無理なくたくさん野菜を食べられるし、ちょっぴりスパイシーなアチャールは体にもいいの。ターメリックパウダーを入れてもGood! もっとスパイシー、もっとヘルシーになるかも。


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 今朝早くJAの直売所に行ってみた。とっても、とうもろこしが食べたくて行ってみたら、3本300円で売っていた。朝採れ新鮮。他にもグリーンアスパラ、フレッシュバジル(大袋で150円!)、すいか、いちじく(まだ切ったばかりで、茎の部分の白い汁が見えた!)、かぼちゃ、etc. 安い安い!やはり直売所に行くべきね、朝から。

この間、違うところで地場産のネクタリンがひと箱なんと700円!たくさん入っていてこの値段。美味しいのかと食べてみたら、最高にうまい!何作ろう?

今朝はfaniちゃん に刺激されて、秋播きの野菜(JAに売ってる種類だからオーソドックス野菜)の種も買って来た。

日本の農業も捨てたもんじゃないね。安くておいしい野菜がたくさんあるのは、うれしいもの。

今日のアチャールの記事を書いていて、韓国に行く前にインド洋の島に住んでいたことを思い出した。暑いと本当にインド料理やタイ料理が食べたくなる!

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それと、海。海を渡って、いろんな文化や慣習が世界各地に広まって...

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私がカルダモンや、シナモン、ココナッツ、レモングラスを使うのが好きなのはきっとここに住んでいたせいに違いない。

それにやはり砂糖(特にきび砂糖)にこだわるのは、砂糖工場や、サトウキビ畑の農作業をつぶさに四季折々(いや、四季はないから年間通して)見て来て、その砂糖の精製の仕方や美味しさ、滋養について学ぶ機会があったから。サトウキビの花はススキの花に似ているよ。切ってもらった茎の自然の甘さ、あれは実に美味しかった!

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私の使う砂糖はほとんどが、沖縄諸島の国産きび砂糖が多いけれど、いろんな南の国に行って地場産砂糖を買いたくなるクセはこのときから付いたに違いない。もちろん普通のグラニュー糖も使うけれど、なんとなくなんとなく、滋養分の高い黒砂糖やきび砂糖に味的にも惹かれるの。

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きっとそれは、その南の島の暮らしが懐かしいのと、そして優しかったからに違いないって思える。サトウキビが見える生活って、ゆっくりしている。