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こんなふうに暑いと、お菓子のお土産にも気を遣わないといけなくなる。タルトなんて作ってしまって、保冷材と簡易クーラーバッグでお土産にしたのがこの間。新鮮なルバーブが売っていたので、これでタルトを作ることにした。ただ、ルバーブだけのタルトだと水分が多いから、持ち運びにも大変だと思い、ちょっと変えてみた。こちらは、クレーム・パティシェールとレディ・グレイの茶葉入りのクレーム・ダマンドを詰めてルバーブと一緒に焼いたもの。

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私は、クレーム・ダマンドそのものを焼いたものは、あんまり好きでない。もちろんラムを入れて風味を豊かにするけれど、こんなふうに茶葉を入れてフレーバーを付けた方が好き。あるいは、フランジパンといって、クレーム・パティシェールを3割加えるのが好きだ。

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今回は、そのフランジパンを層にしてみた。最初にパート・シュクレを空焼きして、卵液を塗ってまた焼いて、生地をサクサクとさせて防水する。これにクレーム・パティシェール、その上にレディ・グレイを多めに入れたクレーム・ダマンドを詰める。さらに生のルバーブを切って、重さの10%のグラニュー糖とレモン汁をかけて2時間ぐらい置いたものの水気を拭き取ってこの上に乗せて焼いてみた。

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クレーム・パティシェールは生クリーム入りでリッチな物。卵もお土産用なので、自然卵で滋養分が高い有機卵にしてみた。そして使った砂糖は、きび砂糖。なので、もう少し深みのある色合いに仕上がった。タルトにしても、負けない味。ちゃんと計算済み。

そして、ベルガモット系のフルーティーな風味に仕上げたクレーム・ダマンドを均一に絞る。リッチに仕上げたクレーム・パティシェールのふくよかさ、風味豊かな、かんきつ系を思わせるクレーム・ダマンド、そしてレモン+砂糖で甘酸っぱくさせたルバーブのフレッシュさがマッチして、食べるごとに味の変化が生まれるタルトとなった。

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見た目は地味な素朴さ。ところが、味には華やかさがあるこのタルト。ルバーブに当たると爽やかさ、フランジパンのクリーム同士のところを食べると、その複雑な味わいが、これまたうれしい。

一口食べたら、もう一口。『後引き』さん。この暑いのに、冷やして食べるこのタルトは、あっと言う間におなかに消えた。残ったのは、美味しかったというハッピーな思い。満足!

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こういうタルトは、案外と夏でも冷たいアイスティーと一緒に食べると、美味しくいただけるということがよく分かり、うれしい発見☆


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 今日はなんとなく雨降りだけれど、暑さも昨日ほどではなく、過ごしやすい気がする。昨日は本当にジメジメと湿度が高く暑かった!こういうときには何も作る気が起きないけれど、2品ほど。paniヴァンは初フォカッチャ作り。これがマジでうまかった。やはり腕力があるから、男性がパンを作るとうまいのかも。

私が作ったのは、マルベリークリームのロールクリーム、ブルベリー入りと、そしてドリーミィーなメープル・ヴァニラプリン。プリンは牛乳から卵、バニラの産地と品質まで素材に凝ってみた。うちは来客が多いので、いろんな人々に味見をしてもらえるチャンスが多い。味見もしていない、このプリンを出してみたら、大絶賛された。これはもちろんショップに出すつもりのレシピ作りで。まさしくヘブンリーだった。食べても食べても、また食べたい。

もちろん、フォカッチャもロールケーキも、たらふくランチを食べた直後にお出ししたので、どうかなと思っていたら、「今日、来てよかったわ!」と大変喜ばれて、残りは所望されたので、お土産として持ち帰ってもらった。

こういうふうに喜ばれると、本当にうれしい。特にグルメランチに頻繁に出かける、味にうるさいおばさま方に喜ばれるということは、なおさら。暑くても作った甲斐がある。またひとつ、自信をつけた。これって大切。そうだそうだ、私のお菓子は韓国でもフランスでも、そして日本でも美味しいと言ってもらえるのだ。普通の人からP・ガルニェールのシェフたちまで。それがオリジナルレシピだから、なおさら、うれしい。

なぜ、こんなに自信がないのかは、やはり高度不妊治療の失敗から。3ヶ国にも渡っての遠隔治療は、身体的にも精神的にも苦痛と打撃だった。でも、してよかったと思う。精一杯のことはした。後悔はない。しかし、今でも、自分が欠陥人間のような錯覚を覚えることがある。それまでは何でも頑張って来たことは、すべて叶う強運の人間だと思って来た。しかし、あの時に悟ったことは、いくら頑張っても努力しても無理なものは無理だと。あまりにも全身全霊を傾けて過ぎて、最後には魂の抜かれたような人間になってしまっていたから、それを今でも引きずっているよ。ここまで立ち直れたんだから、自分でもうれしいけれど。だから、あまりにも頑張り過ぎて、またダメだったらと思うと怖い。しかし考えてみると、夢の対象が違うから、これからはまた努力次第ではどんな夢でも叶うはず。

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今日はもう少し経ったら、物件を見に行く。ドキドキ!いいものでありますように。でも、そうでなくても、またいいものが現れますように!


さて、ベイナックの続き。あの日は火曜日で、天気の悪い日だった。

百年戦争の舞台のひとつとなったベイナック城は、フランス軍の城。しかし、この百年戦争の間に2回ほど、イギリス軍の支配下にあったという歴史がある。

さて、丘の頂上にそびえるお城めがけて、美しい中世の街並みを見学しながら上った。

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庭に通じるドアにしても、趣がある。

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この消火栓もレトロ。これだけで絵になるね。

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遥か下に見えるのはドルドーニュ川。

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そして、石畳の階段を上るごとにお城への期待感でいっぱい。

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左に見える門をくぐり、入口と書いてあったので胸をときめかせながら、入ってみたら。

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あれ?ドアが閉まってる!そんなはず、ある!?

慌てて反対側に行ってみたら、今日はなんと運悪く、お城の改修工事の日!なので、一般公開はされてなかったの。たった1日だけだったから、運悪いね。なお、この改修工事は今のところ、延々と2030年まで続くそう。

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なので、さらに丘のてっぺんまで登ってみた。そしてベイナック城の写真をパチリ。いいの、だって閉館は、またここに来れるというサインだから。なので、次回に楽しみは取っておこう!

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そして遠望には、ドルドーニュ川に沿って、2,3のお城が見えた。ここら辺は中世の城めぐりにはピッタリかも。

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近くのカフェレストランでは、朝からけだるげなワンちゃんが。昨夜のドッグパーティーが堪えているの!?

ここの看板もいいでしょ。左が陶芸ショップ、そして右がお城の公衆トイレの看板。

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思わず入ってみたよ。普通のおトイレだったけれど!


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