また残り物の活用で、クレープケーキ。手を変え品を変えて、少しずつお菓子を変身させていくのも楽しいもの。これは見かけはなんちゃって、だけれど、中身が凝っているよ。組み立てを参考にしたのは、コヤマススム シェフの『Ｔｈｅ Ｓｗeet Trick』の本にあったクレープシュゼット。
私が完全に真似したのは、ソース・オランジュとビスキュイ・ア・ラ・キュイエール。あとは組み立て方を参考にさせてもらいました。つまり、私はいい加減バージョン。
まずは、土台のビスキュイは、コヤマ・シェフの生クリームの入ったもの。これはふんわりときれいに焼きあがって、ホゥっと溜息が出たよ。それをセルクルで抜こうと思っても、ふんわりと柔らか過ぎて、きれいに抜けないので、諦めて長方形にナイフで切ってお皿に乗せて。
この上に、私はココナッツ味のクレームレジェール（このレシピは後日に）を作って、これに生クリームを合わせてクレーム・レジェールを作って乗せた。その上には例のロゼワインで煮たアプリコットのコンポートを乗せて。
で、この上にはさらにアプリコットのババロアとマンゴーゼリーをシリコン型で固めて冷凍したものを乗せた。
残り物活用ね。そしてこの上に、ココナッツ風味のクレームレジェールを乗せた。
次にクレープを薄く焼いて、コヤマ・シェフのソースオランジュ（オレンジ風味のソース）を作ってこれにトランペ（浸すこと）して、半分に切ったクレープをケーキの周りに貼り付けた。
デコには、生クリームをゆるくホィップしたもの、生アプリコットのキャラメリゼしたもの、そしてアクセントにミントと刻んだピスタチオナッツ。これにソース・オランジュをかけて出来上がり。
生アプリコットのキャラメリゼは、砂糖をアプリコットにかけて、トーチバーナーで焼く。
１回めを軽く焼いてから、またまんべんなく砂糖を振りかけて、また焼くと出来上がり。表面に砂糖がキャラメル化して衣のようにつくよ。
これは後ろ姿。なかなか可愛いよね。
で、もちろん食べてみた。
こんなふうにクリーム、ババロア、ゼリー、アプリコットのコンポート、ビスキュイが合わさって、とろりん＋フワフワの食感とクリーミィーさと甘酸っぱさが混ざり合って、大変おいしかった～！！！これは万人受けする味。
残り物活用、もっと続くの。一つ作ると、次にはおまけをつけるでしょ。そのおまけのアパレイユも余るから、次々にいろんなお菓子が作れちゃう。今日のこのガトー・クレープからあと３種類のお菓子が出来ました。
かおりちゃんも私の余り物テクで、パンを３種類、それも全然違ったものを作ってます。
うちみたいに２人だけの家族や、同じものを何個も作って食べるのも飽きてしまう人には、このテクはお勧め☆ いろんなアレンジが利いて、自分のイマジネーションから様々なものを創り出すのは楽しいですよ。
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そして私、panipopoは、大手ラッピング・包装資材の専門会社Ｃｏｔｔａ*さんと提携を結んで、月に２回このブログには載せないレシピを掲載しています。 素敵なラッピングなどやお菓子作りには欠かせない容器や材料が揃っている会社ですが、私もよくブログで使ってます。
今回はフルーティー・チョコレートカップケーキです☆ ３種類のフルーツフレーバーのクリームが乗っていて可愛いですよ。見に行ってみてね！ありがとう。
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マイケル・ジャクソンの訃報には世界中が驚いているよね。フランスのニュース番組でも、アメリカのも彼の特集をやっていた。私も驚いたけれど、彼はすでに過去の人に私の中でなっていたからそんなにショックではないけれど、５０歳って若いのでこれには正直、驚いている。やはり薬のせいなのかしら。でも、今までたくさんの手術や色を白くする薬品とかも使ってるし、いろんな要因が重なっているのかもしれないな、って思ってる。とにかくまだ若過ぎて、まだまだ活躍出来たアーティストだから本当に惜しいよね。
私は２度、かなり近くで彼を見たことがある。１度目はある空港で。私は他のクルーと待機中にマイケル・ジャクソンが子供たちを連れだって、さっそうと歩いて来た。それが１度目。あの時はまだ顔をそんなに隠してはなかった気がする。それよりも、子供たちをたくさん連れていたので、私はその子供たちがうらやましく思ったのを覚えている。マイケルと一緒にどこかに行けるなんて最高！ってその時は思ったのだ。
そして２度目は、９年前の夏。パリのプラザ・アテネで研修生のパティシエとして働いていた時。彼とその家族（白人の奥さんと子供たち）を連れ立って、宿泊先のホテル玄関を使わずにパパラッチやファンから身を守るために、従業員の通用口から厨房やパティスリー室の廊下を通って部屋に行ったのだ。
私たちはマイケルが通ると知っていたので、パティスリー室のドア（ガラス窓になっている）越しにへばり付いて見たのだ。あの時は三角巾みたいな赤いマスクと例の帽子、それとサングラスをかけていた。異様に白い肌と、そしてうつむき加減のこけた頬が、以前見た自信とオーラに溢れたマイケルとは違っていた。次に続いた奥さんは普通の人だったが、彼女に抱かれた赤ちゃんはとっても可愛かった。護衛の人たちが続いて従うのは前と変わってなかったけれど。
やはり惜しいアーティストだったと思います。彼のご冥福をお祈りします。
作ってくれましたレポートです。*** 読者のhirokoさんが、キャラメルスコーンを作ってくれました。
*** 『－Ｒｏｓｅ Ｐｅｔａｌ－』のrosepetalさんが、抹茶のフィナンシェとバナナのワッフルを作ってくれました。
どうもありがとう！こうやって作ってくださるのはうれしいです☆
そして、panipopo食材別お菓子とパンのレシピが２０項目出来あがりました。ベリーズまで仕上がってます。あと残り少し。週末は出来るかどうかわからないけれど、来週には終りにしたいなぁ．．．それと、アントルメやマカロンの写真だけの項目も作ったりしようかと今、いろんなことを考えてます。
panipopoお菓子・パン食材別レシピ全集カテゴリー別のレシピは左欄のカテゴリーから見てくださいね。
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