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アーモンドプードルがたくさん入った焼き菓子のパン・ドゥ・ジェーヌ。これに今日は、オレンジの絞り汁とオレンジピールを混ぜて風味豊かな奥行きの深い味わいのケーキを作りました。これは本当においしく出来ました♪ まずは今日はそのフランスの代表的なお菓子パン・ドゥ・ジェーヌの由来から。

1800年にフランスが北イタリアのジェノヴァ(ジェーヌはフランス語でジェノヴァのこと)に侵攻して、イタリア軍に包囲された時のことに由来するお菓子。敵軍に包囲されながらも3ヶ月、彼の地を固持したフランスの将軍、マッセナを讃えたお菓子です。この篭城の際には、最後には食料も尽きて、米とアーモンドだけで生き延びたフランス軍。なので、このお菓子にはたくさんのアーモンドが使われるということです。そして、米ということで、私は米粉を約60%使って、通常よりも、ふんわりとしたケーキに仕上げました。

このケーキは市販のマジパンを使ってもいいのですが、できるのなら添加物の一切入っていないマジパン・ロー・マッセを自分で作ってから、それを利用して焼いた方が風味もよくなるように感じます。このほうが、身体にはいいですね~!

通常は、マーガレット型で焼きますが、マンケ型(丸型)でもいいし、私はクグロフ型を使いました。レシピは20cm直径のマーガレット型用です。ミニクグロフ型だったら約4個焼けます。


ƒ[ƒ‹ƒP[ƒLH オレンジ風味のパン・ドゥ・ジェーヌ :

¨ 前日の夜に

マジパンを作って冷蔵庫で寝かせる。このマジパンはなるべく早く使い切ってね!

ボウルにアーモンドプードル 70g、グラニュー糖 70g、 卵白 18gを入れて手で捏ねて、ひとまとめにしてラップに包んで一晩、冷蔵庫で寝かせる。

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¨ 当日に:
*** オーブンは170℃に余熱を入れておく
*** 型にバターを塗って、スライスアーモンドをはたいておく

<材料>
マジパン 150g
粉砂糖 100g (ふるっておく)
全卵 1
卵黄 4個分
米粉 50g
小麦粉 40g (米粉と一緒にふるっておく)
バター 45g (溶かして人肌程度に温めておく)
バニラエッセンス 小さじ 1
オレンジフラワーウォーター 小さじ 1と半
オレンジの絞り汁 大さじ 1
オレンジピール 25g (洗って砂糖を落として、よく水気をふき取る。これを細かく切っておく)
卵白 4個分
グラニュー糖 40g

<作り方>
① ボウルにマジパンと粉砂糖、バニラとオレンジフラワーウォーターを入れてミキサーで小さな塊になるぐらいに混ぜる。この状態は目の粗い砂のような感じ。

② これに全卵と卵黄を1個ずつミキサーを強にして良く混ぜ合わせる。これに温めておいた溶かしバターを加えて、また混ぜる。さらにオレンジの絞り汁と刻んだオレンジピールも入れて混ぜる。

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こんな状態に仕上がるはず。これにふるっておいた粉類をゴムベラで、片手でボウルを一定方向に回しながら、もう一方の手に握ったゴムベラを上下にリズミカルに8の字を描きながら、混ぜる。混ぜ終わったら、さらに切るように20回ぐらい下から上にリズミカルに混ぜる。

③ きれいな乾いたボウルに卵白を入れてミキサーの中速で、白い泡が立つまで混ぜて、ここで砂糖の3分の1を入れて、高速で混ぜる。だいたい5分立てになったら、さらに3分の1の砂糖を入れて混ぜる。8分立てぐらいで最後の砂糖を入れてピーンとツノが立つまで混ぜる。最後に一番の低速でさらに1分ぐらいゆっくりと混ぜて、メレンゲのキメを整える。

④ メレンゲの3分の1を②のボウルに入れて、泡だて器で軽く空気を含ませるような感じでよく混ぜ合わせる。

⑤ 残りのメレンゲを2回に分けて、ゴムベラでやはりリズミカルに混ぜて行く。泡を潰さないようにね。

⑥ 用意しておいた型に流して、型をトントンと打ちつけて、余分な気泡を取り除く。これを温めておいたオーブンで30分程度焼く。20分を過ぎたら、オーブンを150℃に下げてさらに10分焼く。

⑦ 焼き上がったら網の上で冷まして、粉砂糖を表面にかける。

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しっとり感が伝わるかな~!? 1度食べたら、コクとオレンジのフルーティな風味に魅了されること間違いなし☆

このお菓子はフィナンシェと同じで3日以内に食べること。アーモンドを使ったお菓子はあんまり長くもたないです。


‚Ձ[‚³‚ñ さて今回はリクエストのあったタイ料理の数々。すべて庶民的な食べ物しか私たちは食べませんでした。

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この2種類のカレーはホテルで自分の好きな材料を選んで、じかにカレーを作ってもらったもの。ところが、最初のグリーンカレーは、欧米人用に砂糖大さじ4杯を入れたすご甘~!食べられたものではなくて、残しちゃいました。次は、ちゃんとリクエストして砂糖はほんの少しにして、もっとおいしいカレーを作ってもらい、スタミナバッチリ。

タイ語のコーラもちょっとイキな感じ。グリーンのジュースはグリーングァバジュース。とっても爽やかでおいしかった~!

バンコクのチャイナタウンでは、タンジェリンというみかんの一種を絞って売っていた。これもおいしくて、ゴクゴク飲んじゃいました。

さて、コサムイのレストランも食堂もなぜか犬猫が多くて、あるときはこの黒猫が私たちのテーブルに寝そべってしまい...Š¾G 輪廻転生を信じる信仰厚い仏教徒のタイ人は、どんなことがあっても動物を叱らないんですね。万が一、来世で猫になったら...って考えるらしい。だから、猫が食卓で寝そべろうが文句はなし!
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麺類、ごはんもの、カレー系、炒め物、スープ、シーフード、サラダ系とたくさんチープでおいしいものを食べてきました。
建物がレトロな食堂は女性がひとりで切り盛りしている、最高においしく、て4皿頼んで、それにコーラを2本で、しめて190バーツ。800円ぐらいですよ~!信じられる??? ハエもたくさんいましたよ~☆

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