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日曜日の朝のこと。リコッタチーズがたくさん余っていたので、これでチーズケーキを焼こうと思い容器を開けてみたら...ガ~ン!この黄色いのはもしかしたらカビ!?慌てて賞味期限を見ても、まだ1ヶ月ほどあるのに、やはり1度開けてしまったらすぐに使わないといけないことを再確認しました。—Ü

そして皆さんにはいろいろ励ましのコメントをもらい、すっかりネガティブになっていた気持ちを温めてもらい元気もしてもらいました! どうもありがとう~!!!ƒn[ƒg‚V 言葉でつくせない感謝の気持ちで一杯です。

話は日曜日に戻って...そんなわけで、うちの夫も「今日は朝からいろいろあった(慌てん坊の私はガナッシュから火事を引き起こしかねなかったし...)から、もう今日は何も作らないことにしたら?」と言われちゃいました。しかし、ここは頑張りどころ!っていうことで、冷蔵庫をまたゴソゴソ。おっと、プレーンヨーグルトがある!これを使って、それと金柑もタルトのために買っておいたので、何かコラボできないかと思いました。

で、じゃ~ん!作ってみたのはヨーグルトスフレ。プレーンヨーグルトと生クリーム、卵黄、溶かしバターとハチミツ、それにレモン汁を加えて、それにキビ砂糖と卵白でメレンゲを作って混ぜ混ぜして種をつくりました。これこそオリジナル~!即席で考え出した割には、うまく行ったので、とってもうれしかったです。タルトは冷凍庫にあった練りパイ生地(パート・シュクレ)を使いました。それに半分に切った金柑を入れて、粉砂糖を振って焼いて出来上がり☆

最初の↑の写真は小さなマフィン型で焼きましたが、もうひとつは大きく18cmのパイ皿で焼いてみました。やはり大きな型の方が、スフレ生地が多いので、もっとおいしかったですよ。小さな型は可愛らしさを、大きな型はおいしさを取ったという感じでしょうか。

私の実験品は半分、友達の家族へ。モルモット役を押し付けてしまいましたが、お世辞でもおいしいと言ってくれたので、jumee™faceA6 でも人様に差し上げる時には、一応、自分と夫が食べてみて、「おいしい」と2人して思ったときだけです。うちの夫は舌が肥えているので、彼が太鼓判を押してくれれば一応、誰かにプレゼントできる目安かな!?って思ってます。

前置きが長くなっちゃいましたが、これも私のレシピに入ることになりました。


ƒ`[ƒYƒP[ƒL 金柑とヨーグルトスフレ・タルト: 

¨ 型は好みのタルト型を使ってください。目安としては18cmのパイ型が1個と、小さなマフィン型12個分焼けます。パート・シュクレは好きなレシピでt作ってから、型に敷いて、オーブンで空焼き(ウェイトを乗せて)させておいてください。目安としては、外側がほんのり色づく程度で真ん中はほとんど白っぽくてOKです。だいたい10分ちょっと焼いてみてくださいね。

中身のスフレ生地は、

‹“û ヨーグルトスフレ生地

¨ オーブンは170℃に余熱を入れておく。

<材料>
プレーンヨーグルト 200g
生クリーム 50g
塩 ひとつまみ
ハチミツ 大さじ 2
小麦粉 10g (コーンスターチと一緒にふるっておく)
コーンスターチ 15g
卵黄 2個分
溶かし無塩バター 25g
レモン汁 10g (約半分)
卵白 2個分
キビ砂糖 30g

金柑 適宜 (半分に切って、種を除いておく)
マーマレード
粉砂糖

<作り方>
① ヨーグルトと生クリームを混ぜて、塩を加えてさらに混ぜる。

② ハチミツを加えて、よく混ぜる。

③ 小さなボウルにふるった粉類と卵黄を入れてよく混ぜ合わせる。(ダマにならないように)

④ ③をヨーグルトのボウルに入れて、混ぜ合わせる。

⑤ 溶かしバターとレモン汁の順で入れて、よく混ぜる。

⑥ きれいなボウルに卵白を入れて中のスピードのミキサーで泡立てる。2回に分けて砂糖を入れる。まず、大きな気泡が小さな粒に変わり、白っぽくなり始めたら砂糖の半分を入れて混ぜる。8分立てぐらいになったら残りの砂糖を入れて、ツノが立つまで混ぜる。

⑦ 固いメレンゲを泡だて器で、少し混ぜて柔らかくしたら、3分の1の量をヨーグルト生地に泡だて器で混ぜ入れる。よく混ぜて、生地を馴染ませる。

⑧ 2回に分けて、残りのメレンゲをゴムベラでさっくりと切るように片手でボウルを廻しながら、手早く混ぜる。気泡をつぶさないようにね。

⑨ この生地を空焼きしたパイ生地に8~9分目まで入れて、切った金柑を並べていく。並べ終わったら、粉砂糖を振り掛けて温めておいたオーブンで約20~25分焼く。外側が濃いキツネ色で、中がうっすらと色がついたら出来上がり。途中、表面が焦げてきたらフォイルなどでカバーして表面が割れないように焼く。

⑩ オーブンから取り出して、マーマレードを金柑に塗ってから冷ます。

⑪ 冷めてから、再び粉砂糖を振りかける。

kinkan_yogurt


‚Ձ[‚³‚ñ 金柑って、子供の頃にちょっとおばあちゃんのうちで食べたことがあったけれど、それ以来、手をつけたこともありませんでした。アメリカやフランスで金柑がお菓子やデザートに使われているのを見て、ふ~んと思っただけで、終わり。それが去年の春、済州島(チェジュド)に行った時に口にした金柑のおいしさに思わずƒLƒ‰ƒLƒ‰ 島の土産として、金柑とポンカンを買ってソウルに戻って来ました。それ以来、金柑でお菓子を作ろうと思っていたのです。このヨーグルトスフレが甘さ控えめであっさり優しい味なので、金柑の甘酸っぱさを更にマーマレードで引き出してみました。パート・シュクレがサクサク感を出していて、サクサク→ふわふわ→優しい味→ちょっと甘酸っぱい味と、いろいろと楽しめるお菓子に仕上がりました。

マーマレードの代わりにゆず茶を塗っても、おいしいと思いますよ~!チェジュドの金柑にチェジュドのゆず茶で今度は作るつもりです。


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